Accordions Worldwide "スクィーズ"
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98年11月20日
- 世界各国からの週刊アコーデオン情報 -
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編集者メモ

Accordions Worldwideから、アコーデオン奏者ワールドワイドへ耳寄りな新しいサービスをご紹介します! AccordionSearch.com というサーチ・エンジンから、どんな蛇腹楽器についても探索ができます。アコーデオン関連サイトをお持ちのウェブ・マスターの方々、今ならサイトを登録する事ができます。サーチエンジンが探索者を誘導してくれるのは、サイトの価値を高めることにもなるし、探索者にとっても関係資料だけなので確実性が高いと思います。

もう一つ、今週から新しい「今週の投票」覧ができました。毎週アコーデオンに関する質問があり、回答の選択軸が与えられています。次の週に投票結果をお知らせします。楽しみながら、皆さんの考え方が分かる仕組みになっています。もし何か良い質問内容が思い付いたら、email で送って下さい!

Wayne Knights Web製作者

 


今週の投票
ロシアのアコーデオン奏者でもっとも有名なのは誰だと思いますか?
Alexander Dmitriev Friedrich Lips
Viacheslav Semionov Oleg Sharov
Alexander Skljarov Vladimir Zubitsky
その他の奏者:


ニュース
危険な道と落とし穴・・・フランス
Boer 音楽クラブのコンセルティーナ会合・・・南アフリカ
ドイツでロシア・タンゴの演奏
Coupe Mondiale 受賞者によるコンサート・・・オランダ
Sin City でアコーデオン・ショー・・・米国
百人を超える青年演奏家集まる・・・フィンランド
フランスアコーデオン奏者が米国で演奏
粘土で作ったアコーデオン・・・カナダ
イタリアの奏者がペンシルバニア・ラジオ局で放送される・・・米国
2階建てバスでコンサートへ・・・ニュージーランド
Experimenta 98 フェスティバル・・・アージェンティーナ
Youry Sidorov の公演会・・・オランダ
アコーデオン・クラブの録音・・・英国
アコーデオン推進週間・・・フィンランド
新カセット発行・・・中国
現代音楽祭・・・オーストリア
グループでスクィーズ・・・米国
製造会社の工場移動・・・ドイツ


危険な道と落とし穴・・・フランス

Maurice Larcange & les Stagiaires 記事 Frederic Deschamps

10月31日と11月1日に、2人の全く違うレパートリーを持つ演奏者によって、マスタークラスが行われた: 「牧歌調曲のスター」ともいわれる Maurice Larcange と, 現代音楽専門家の Pascal Contetであった。2つのクラスは、Jeromee RichardFrederic Deschamps の経営するパリにある学校を会場に、開講を記す意味で行われた。

Maurice Larcange は、ステージ上での心構えを主題にし、雅号の選び方や、プロ職の危険と落とし穴について、又、彼の作曲した作品に関する情報と、アルバム・レコーディングに際するアドバイスなども含め、彼のプロ経験を分かち合ってくれた。

Pascal Contet は、アコーデオン作品の作曲家にとって扇動と刺激を与えた。マスタークラスの折々に、「テクノ(技術)・エレクトロ(電子)・音響学」の例を見せてくれたり、アンサンブル作品の即興演奏を試しに作って見せてくれ、印象深い週末となった。



Boer 音楽クラブのコンセルティーナ会合・・・南アフリカ

記事 Sean Minnie

11月28日に、Boer 音楽クラブの West Rand 支部が、コンセルティーナ公演会を Roodepoort タウン・ホールで行なう。発表経験を重ねる意味で、若い演奏家の出演が大いに奨励されている。

詳しくは電話で Oom Ben Low まで: + 27 011 764 2205



ドイツでロシア・タンゴの演奏

記事 Intermusik 新聞

ロシアのアコーデオン奏者 Efim Jourist が、12月11日に、ロシアの作曲家によるタンゴを四重奏団とともに、ハンバーグにある Small 音楽ホールで演奏する。同四重奏団は、大晦日の夜8時にも、同じ会場で公演会を予定している。



Coupe Mondiale 受賞者によるコンサート・・・オランダ

Frederic Baldo 記事 Jos Vaney

国際アコーデオン競技大会 Coupe Mondiale での受賞者である Marielle Roy (フランス), Frederic Baldo (フランス)、 Daniel Lis (ポーランド) が、11月8日に Boxmeer にある "De Weijer"で、又、9日に Helmond にある "Gaviolizaal"で公演会をする。主催、運営は、Stichting "De Weijer", "Accordeana", Taverne Verberne, Rest-O-Ricus, Logisch Bed, Muziekhandel Arie Willems BV である。 Daniel Lis

Sonata ハ長調 (Scarlatti 作), "Tea for Toots" 並びに "ニューヨーク・タンゴ" (R.Galliano 作), "Valse du clown" (F. Angelis 作)、 "Winterbilder Suite" (A. Kusjakov 作)などが、世界最高レベルのアコーデオン奏者によって演奏され、聴衆を楽しませた。



Sin City でアコーデオン・ショー・・・米国

記事 Paul Rogers

Those Darn Accordions(TDA)が、11月14日にカリフォルニア州 Davis にある "Palms Playhouse" にて、人気コンサートをした。同グループは、来年の計画を立てており、1月には、ラスベガスで Penn & Teller による Sin City ショーをテープに収め、続いて生のショーの録音をラスベガスでする。3月には、カリフォルニア州バークレーでする "The Freight & Salvage" 発表を生で CD 録音するつもりだ。



百人を超える青年演奏家集まる・・・フィンランド

記事 Kimmo Mattila

11月14日の若手アコーデオン奏者の日が、Lahti 近くの Karkola で催された。主催は Finnish アコーデオン教師陣協会であった。今年も以前の4年に続き大成功のイベントとなり、アコーデオン奏者達は、自分のレパートリーを発表し、審査員から、順位や賞状などとは関係ない 「公務的な」評価を受けることができた。今年は Hame 地方にある音楽学校の生徒達百人以上が参加し、教師陣や父兄も、お互いを知り合う機会となり、演奏に対する肯定的な刺激となった。



フランスアコーデオン奏者が米国で演奏

記事 Linda Czerniak

11月22日に、フランスのアコーデオン奏者 Jean-Louis Noton が、ミシガン州 Warren にある Arriva Ristorante にて公演会を開く。主催は、ミシガン・アコーデオン・ソサエティーである。これを機会に、アコーデオン奏者 Peter Soave は "Surprise Opening Act"を組んでいる。

Jean-Louis は現在、米国を演奏ツアー中で、テキサス、ミシガン、ウィスコンシンなどでコンサートを開いている。詳しくは電話で: + 1 313 563-3376



粘土で作ったアコーデオン・・・カナダ

記事 Tanya Bozic

Calgary 若手アコーデオン奏者連盟は、12月13日に South West Calgary にあるユークレーン文化センターで、冬の記念コンサートをする。上級、中級の Jarosh アンサンブルと、独奏の発表がある。子供用には、粘土でアコーデオンの形を作るコンテストも用意されている。

詳しくは email で: hbozic@netway.ab.ca



イタリアの奏者がペンシルバニア・ラジオ局で放送される・・・米国

記事 Holda Paoletti-Kampl Lucio Raggiunti

11月14日, アコーデオン奏者 Lucio Raggiunti が、ペンシルバニアのAMラジオ局 WEEX 1230 の番組 "Tempo Italiano" で、生インタビューされた。ショーのホストである Pamela Richetta から、Lucio の経歴と将来計画の企画、CDの演奏曲の特徴などについて、電話での問い合わせの形で 放送された。

Lucio は、メンバーの出席で満場となったトロントでの最近の会合で、カナダ・アコーデオン・クラブの経理に選ばれた。同会合では、オンタリオ Kitchenerからのアコーデオン奏者 Heinz Seimens による演奏もあった。



2階建てバスでコンサートへ・・・ニュージーランド

記事 Christine Adams

11月15日、50人以上のアコーデオン奏者がオークランドを2階建てバスで発ち、Hamilton にある Nawton で "Top Notch"家族アコーデオン・コンサートへと向かった。主催は Waikato アコーデオン・オーケストラであった。

アコーデオン・オーケストラ5団体と、独奏者 Maurice JonesLionel Reekie による演奏は、熱心な聴衆を魅了した。



Experimenta 98 フェスティバル・・・アージェンティーナ
Guy Klucevsek アコーデオン奏者 Guy Klucevsek が、アージェンティーナのブエノスアイレスで開かれる Experimenta 98 フェスティバルでの演奏を依頼された。Klucevsek は、12月5日の ICI (Instituto de Cultura de Espana) で、米国アコーデオン音楽の独奏リサイタルを、又、12月7日には、作曲家を招いた実演講習会を予定している。

詳しくは email で Claudio Koremblit まで: experimenta@datamarkets.com.ar



Youry Sidorov の公演会・・・オランダ

記事 Sergei Latjishev

11月7日から14日まで、バヤン奏者の Youry Sidorov (ロシア)がオランダで公演会をした。Sidorov は、以前にも2度おらん惰で演奏しており、1度目は独奏を、2度目は Marcel Verhoeff の率いる "Don Kazak の聖歌隊"の伴奏をしたことがある。

今年の公演会は、Vita Nova と Alkmaar からの Peter Klaver による主催であった。Youry Sidorov と "Don Kazak の聖歌隊"は、51の公演会、実演講習会をしてきている。地元のラジオ局も、このプログラムを放送した。



アコーデオン・クラブの録音・・・英国

記事 David Batty The Leyland Accordion Club

Leyland アコーデオン・クラブが、90分のクラブ会員によるアコーデオン独奏オーディオ・カセットを発行した。ボランティア制で、自分の曲を選んで録音したものだ。演奏者は、David Batty, Tom Bennett, Basil Berry, Ian Carter, Andrew Figg, George Hicks, Robert Hood, Agnes Mclaren, Rebecca Postlewaite & Leo, Les Thurston であった。

プロのアコーデオン奏者で、クラブ会員でもある Steve Roxton と Walter Perrie も、「パリの空の下で]、「Figaro's Aria」, 「Whistling Rufus」, 「Scottish Jigs」, 「Luci E Ombre」, 「Coquette」, 「La Valse Des As」、「Parissiene Holiday Medley」などのトラックを加えた。

実際は、3時間のアコーデオン独奏80トラックを2つのカセットに録音し、第1部(売り切れ)と第2部にした。第2部は、クリスマスに発行を予定している。



アコーデオン推進週間・・・フィンランド

記事 Kimmo Mattila

アコーデオン週間が、11月6日から15日まで Nakkila にて催された。主催は、Nakkila アコーデオン・ソサエティーであった。この間、多くのコンサートや催し物が、Nakkila 地方にある学校や工場で行われた。毎日の職場に、アコーデオンを紹介、推進して行こうという目的であった。若い演奏者の競技大会も組まれた。



新カセット発行・・・中国

記事 Li Cong

先月, 「アコーデオン軽音楽」というダブル・カセットが、 YunNan 音楽学校のアコーデオン教師である Liao Yi Xuan によって発行された。軽音楽や伝統的な曲が程よくミックスされ、カラオケにして歌って良し、伴奏にして良しのセットだ。

Liao Yi Xuan は、 YunNan 音楽学校を卒業してから20年以上もアコーデオンを弾いており、同学校に教師として属することにした。この地域では名が知れており、何人ものアコーデオン生徒を教育してきた。

詳しくは電話で:+86 871-5321503



現代音楽祭・・・オーストリア

記事 Herbert Scheibenreif 博士

98年度現代音楽祭 "Wien Modern"が、ロシア、リトゥアニア、フィンランド、ブルガリア、ルーマニアなど 「ヨーロッパ境界国」 からの作曲家を称えて行われた。 Linz にある Bruckner 音楽学校のアコーデオン教師である Alfred Melichar 教授は、多くの現代音楽作曲家とともに活動をしてきた。この祭典で、彼は Edison Denissow 作の「Des tenebres a la lumiere」を独奏で、又、Violeta Dinescu 作で、サクソフォン、アコーデオン、ダブルベース用に書かれた「Ruga」と、Mindaugas Urbaitis 作でサクソフォン、アコーデオン、ダブルベース、打楽器用に書かれた「Recycling タンゴ」と、Karmella Tsepkolenko 作で、サクソフォン、アコーデオン、ダブルベース、打楽器用に書かれた「Wenn die Kette zerisse, fande sie bestimmt nicht all Perlen wieder」をチャンバー形式で演奏した。Sofia Gubaidulina 作の "Seven Words" も、アコーデオン、バイオリン、弦楽器オーケストラにより演奏され、熱心な聴衆を楽しませた。



グループでスクィーズ・・・米国

記事 Robert Chudek

ミネアポリス・アコーデオン・クラブ (MAC)が、初のジャム・セッションを11月8日にミネアポリス州の Maplewood にて行った。Bob Fry の MIDI アコーデオンや、von Hoeg 一家のトリオ、Lloyd Krob の演奏、又、MIDI アコーデオンとボーカルの2役を演じた Tom Sullivan などによる幅広い音楽スタイルで、聴衆を楽しませてくれた。

Robert Chudek, Dee Langley、Tom Sullivan が一緒になって "Corrine"を演奏したり、Dee が、聴衆を交えた"Group Squeeze"の人気曲をリードした。



製造会社の工場移動・・・ドイツ

記事 Oliver Dutt

アコーデオン製造元の Harmona Akkordeon GmbH が、ドイツの Klingenthal から Markneukirchen へ工場を移動するが、1852年から製造を続けたきた Vogtland 地方内にはとどまることになった。社長の Dieter Froehlich 氏は、来年の7月には建設を始めたいという。Harmona Akkordeon GmbH は、Weltmeister のブランドのアコーデオンを製造している。



新しいサイト

http://www.accordions.com/dmitriev 有名なロシアのアコーデオン教授でコンサート・アーティスト

http://www.accordions.com/tula ロシアのアコーデオンとリードの製造元

http://www.accordionsearch.com 蛇腹楽器全種類の探索サーチ・エンジン


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