ACCORDIONS WORLDWIDE "The Squeeze"
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98年10月2日
- 世界各国からの週刊アコーデオン情報 -
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 編集者のメモ

今週で Accordions Worldwide は、2周年を迎えました。96年10月1日に開業して以来、おかげさまで、世界最大のアコーデオンサイトに発展しました。内容的にも アコーデオン電話帳データーベース の製作、そしてオンライン・データーベースへと編集したり、週刊情報を7つの言語で発行し、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、オーストラリア、米国、また、新たに中国にも、世界諸点に事務所を設けてもいます。

将来の展望も明るく、イタリア語で、アコーデオン・ワールドワイドのミラー・ページも、今年末までには完成を目指しています。これで、完全編集が、ドイツ語、フランス語、中国語にもう1つ加わることになります。これからも、アイデアと内容の、充実と発展に全力を尽くしていきたいと思います。

Wayne Knights Web製作者


 ニュース
肉屋のエプロンでアコーデオン演奏・・・英国
スェーデンのエンターテイナーのオーストラリア舞台
Krefeld でのバンドネオン祭・・・ドイツ
ファッション・ショーにアコーデオンお目見え・・・英国
アコーデオン奏者が芸術委員会の補償金を受ける・・・フィンランド
イギリスの旅芸人が警察沙汰になる・・・フランス
第7回国際アコーデオン祭・・・リトゥアニア
国際アコーデオン & ギター演奏大会・・・ブルガリア
"中国アコーデオン" 開業・・・中国
ブラジル北東地域の舞踊音楽
Bryan Adams にアコーデオン伴奏・・・英国
盛大な発表大会とコンサート・・・イタリア
"HISS" Hits Town - Germany
Annual Music Presentation - Italy
Father and Son Busking - Australia
2nd Annual Cajun Zydeco Experience - USA
Accordion Conference - China
Accordion Seminar at Bruckner Conservatory - Austria
Beginners Cajun Jam - USA
Seeking Accordionists - France
Canadian Accordion Club Meeting - Canada
1999 Concertina Weekend - Germany
Cajun Music Extravaganza - USA
Oktoberfest for Perth Accordion Club - Australia

  肉屋のエプロンでアコーデオン演奏・・・英国

イギリスの Financial Times は、Edinburgh's Flux のロック音楽シーズンの後半演奏をしている音楽家たちを、特報に載せた。ちょっと変わった公演をしたのは、アコーデオン奏者の David Thomas で, 肉屋のエプロンを着てステージに上がり、汗でアコーデオンをびしょ濡れにしないためだと説明をした。Thomas は、Keith Moline (ギター) と Andy Diagram (ホーン) とともに、"Can't Help Falling in Love" や "Stand By Your Man" など、曲に面白い調合を入れて演奏した。


  スェーデンのエンターテイナーのオーストラリア舞台

Swedish Accordionists in Australia 記事 Tania Lukic-Marx

スェーデン・アコーデオン協会の会長で、人気のアコーデオン・エンターテイナーでもある Ake Hellman が、オーストラリアのシドニーを、8月30日から9月24日まで訪れた。Ake がオーストラリアに来たのは、Sydney Swedish Club の支援で、伝統的な国を挙げての祭り "Crow fish party" に出演するためで、演奏は、8月31日に Frenches Forests にあるクラブで行われた。 Ake は、スェーデンのフォーク音楽などを取り混ぜ、面白くプログラムを展開した。この後、Ake とご婦人の両者は、Cairns と Greenland を回って帰途へついた。


  Krefeld でのバンドネオン祭・・・ドイツ

記事 Intermusik 新聞より

バンドネオン祭が Krefeld で行われ、Alfredo Marcucci や Juan Jose Mosalini (アージェンティーナ)が、大オーケストラを背景にコンサートを開いた。駆けつけた演奏者たちの Augusto Miosga や"Bandoneon Mates Essen"は、大イベントの前、ウォーミングアップを兼ねて、地元のコーヒーショップで演奏をしたりした。

将来のバンドネオン公演会は、"Fabrik Heeder" で開かれることになっており、Michael Z. と Klaus Gutjahr (ベルリン) 両者が10月2日に、また、Luis di Matteo (ウルグアイ) が "Quinteto Classico" との共演を10月16日に、予定している。


  ファッション・ショーにアコーデオンお目見え・・・英国

Elizabeth Jagger 記事 Kevin L. Friedrich

ロンドンでのファッション・ショーで、デザイナー Vivienne Westwood、 Elizabeth Jagger (Mick Jagger の娘) がスポットライトを浴び、我ら楽器も(モデルが歩き回る際)登場した。


  アコーデオン奏者が芸術委員会の補償金を受ける・・・フィンランド

アコーデオン奏者 Mika Vayrynen (フィンランド)に、文部省の National Commission of Arts からの6ヶ月の補償金が授与された。 この償金は、芸術家の活動を支援するためのもので、今年は、29人の楽器演奏者に与えられた。


  イギリスの旅芸人が警察沙汰になる・・・フランス

記事 David Batty

Rebecca Postlewhite (英国) は、7月にフランスへアコーデオン持参でわたり、Annecy (Haute Savoie 地方)で芸人旅を始めた。Rebecca は、フランスでは旅芸人業の免許を採らなければならないことを知らず、警官にアプローチされたが、言葉が通じないことを認め、1時間だけ、免許なしで演奏することを認めた。彼女は、ホテルのバーで、友とのひとときに、Sperantze Perdute, Plasir D'Amour, Granada, 12th Street Rag, Florence Waltz 、Tico Tico など幅広い曲を披露した。Rebecca は、よい経験になり、又の機会にこうした芸人旅をしてみたいという。


  第7回国際アコーデオン祭・・・リトゥアニア

記事 Intermusik 新聞より

第7回国際アコーデオン祭は、10月28日から31日まで Vilnius にて開催されることになり、Gabnys 並びに Richardas Sviackevicius が主催者となる。これまでに申し込みのあった参加者(団体)には、Jukka-Pekka Kuusela (フィンランド), Juri Peschkow (Latvia), A. Abukerimow (ロシア), Milonga アンサンブル (Latvia), Chemnitz オーケストラ (ドイツ), Laaber Quintet (ドイツ), また、アコーデオン3重奏では Lodz (ポーランド)、並びに、 Pirogi 2重奏 (ユークレーン)などが見られる。Lithuania からの参加も多数あり、"Koncertino" や "Retro" アンサンブル, Gabnys & Genadi Sawkow, また独奏者の Raimondas Sviackevicius, Danielus Rozovas ほか数々の名が挙がる。

開会式は、10月28日に Vilnius 音楽アカデミーで、最終公演は、31日に、タウン・ホールにて行われる。


  国際アコーデオン & ギター演奏大会・・・ブルガリア

記事 Viacheslav Semionov

初の国際アコーデオン & ギターの演奏大会が、9月22日から26日まで Assenovgrad で開かれた。主催は、Petr Marinov, the Municipality of Assenovgrad, the Academy of Musik and Dance (プロブディブ) 並びに Privers ロータリー・クラブ (Assenovgrad) 各位であった。審査委員長は N. Todirov で、審査委員には、V. Semionov 教授(ロシア), N. Davidov 教授 (ユークレーン), I. Pihura 教授 (ポーランド), G. Vogt 教授 (ドイツ)、また、独奏とアンサンブル部門の審査にあたった V. Riaha 教授 (Chehiya) 各位の顔ぶれであった。

大会結果:
アコーデオン独奏部門:
15 歳以下: 優勝 Vladimir Mollov (ブルガリア)
18 歳以下: 準優勝 Yova Drenska (ブルガリア) (優勝者なし)
18 歳以上: 優勝 Vitalii Zaec (ユークレーン)

チャンバー・アンサンブル優勝者:
2重奏 - Elena 並びに Viktor Melnik (ブルガリア)
3重奏 - Petr Sholovich, Petr Biadjik 並びに Daniel Lis (ポーランド)
4重奏 - Checordjikovich 一家 (ブルガリア)


  "中国アコーデオン" 開業・・・中国

Wayne Knights, Li Cong, Harley Jones 記事 Li Cong

8月28日、中国アコーデオン・ワールドワイド のインターネット・サイトが始まった。第1歩目は、中国語で週刊ニュースを出版することから始まり、以来サイトの数は着実に増えていった。今週、また、「初の」が始まる。

"中国アコーデオン" は、中国で初の地元アコーデオン情報で、定期的にインターネットに出版されるニュースである。編集者は、アコーデオン・ワールドワイドの中国語マネジャーの Li Cong で、中国では最大の活動範囲を持つ「上海アコーデオン協会」の会長でもある。"中国アコーデオン" には、"編集者のメモ", 一般ニュース, コンサート"ミュージック・ホール" 状況, 中国の著名なアコーデオン奏者、教師陣、運営関係者との"記者会見", 又、新登場の中国語サイトを紹介する "新しいインターネットサイト" セクション、と満載である。

"中国アコーデオン"の第1号は、特別編集で、有名アコーデオン奏者、教師の方々、関係団体、皆様からの、開業祝いのお言葉や、中国におけるアコーデオンの発展を記念した励ましのお言葉、をすべて載せてある。

Wu Shouzhi 教授 (中国アコーデオン・ソサエティーの会長) は、"われわれの世界を広め、情報にたけ、中国でのアコーデオン技法をさらに磨く要因となり、この楽器を推進させ、コミュニケーションを図る、ことをすべて可能にした。これは、代え難い努力の賜物である。発展の起点でもあるといって寡言ではない。私は、中国のアコーデオン世界を代表するものとして、誇りを持って、敬意を表し、祝いを述べたい。"との、寄稿を頂いた。

アコーデオン・ワールド・ワイドの代表取締役のHarley Jones は、Li Cong あてのE-mailに、"この開業は、アコーデオンの発展の起点であり、特に、中国での、又、中国と世界とを結ぶ、アコーデオン知識の伝達役を果たすものである。アコーデオン世界という仲間意識が、インターネットを道具とし、これほどまでに、教育の場を提供し、われらの楽器に関わる人口を増やすことにもなるのは、著しいことである。"と書いた。これに対して Li Cong は、"中国アコーデオン"と アコーデオン・ワールドワイドがともに、"より良いサービスをより良い方法で提供できる"ことを長う、と返信した。


  ブラジル北東地域の舞踊音楽

CD Cover記事 Alf Goodrich

アコーデオン奏者 Camarao の 新 CD "Camarao plays Forro" が今日(10月2日)発行される。 Camarao は、Luiz Gonzaga 地方の Baiao 王の後継者である。 CD は、地元の作曲家 Joao Pessoa, Paraiba、 Petrucio による有名な曲をうまく取り集めてある。トラックの題名には、Forro pro Quartinha, Dedilhando, Sabia、 Baiao などがある。

ブラジルで親しまれている音楽は、forro, baiao、xote のブレンドともいえる。"forro" とは "皆のもの" と訳され、イギリス人によって建設、運営された鉄道を、誰もが使えたことから、時制の一致もあり、文字られた名前である。 この録音は、彼のうなる蛇腹が訴える、新鮮で、正直な音楽を心で味わえるもので、 Camarao にとって、国際愛好者を集める架け橋となるだろう。

詳しくは email で: alf.goodrich@nimbus.ltd.uk


  Bryan Adams にアコーデオン伴奏・・・英国
People 新聞 (イギリス Mirror グループ社発行)によると、モデルの Linda Evangelista が、アコーデオン演奏を習得し、Bryan Adams とともに、乳癌のチャリティーを意図したアルバムで演奏している。

  盛大な発表大会とコンサート・・・イタリア

記事 Holda Paoletti-Kampl

10月7日から11日まで、Castelfidardo では、数々の演奏発表が "Citta di Castelfidardo" と "Astor Piazzolla" の両大会を飾る。7日には、Luciano Biondini (イタリア), Emanuele Rastelli (サン・マリノ), Renzo Ruggieri (イタリア)を特徴にしたジャズ・コンサートがある。次の日のクラシック・コンサートには、Anthony Galla-Rini (米国), Friedrich Lips (ロシア), Peter Soave (米国)、並びに "Stanko Mihovilic" オーケストラ (クロエーシアの Pula より) が出演する。

ほかにも、アージェンティーナ、チェコ連邦、ノルーウェー、スェーデン、米国、ベネゼーラなどからの演奏者の参加もある。祝賀会と授賞式は、11日の日に "Piccolo Ranch" にて催される。



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