週刊情報ページが新しいルックになりました。書式は気に入っていただけましたか？
アコーデオン電話帳（イエローページ）も改正版が完成しつつあります。９月２３日にオンラインのデーターベースとして登場します。探索する皆様には、すばやく簡単になると思います。それまでは、 Future Events と Buy & Sell のセクション以外の、毎週の変更作業はいったん停止しております。が、もし変更があれば、いつもの形式で提出して下さい。

Wayne Knights Web製作者

記事Frederic Deschamps

８月２２日に、第３回 Michele Boudet Trophy 大会が Auvergne にある Saillant にて開催された。パリ SACEM 役員会の会長であるJacques Demarny を議長に立てた審査員団には、 Jo Moutet、Celino Bratti (指揮者)、Alain Cretin (SACEM 代表)各位が見られた。大会優勝者には４千ドルの賞金が授与され、録音CDが Maurice Larcange により寄付され,テレビ、ラジオへの出演、並びに、報道会見にも出ることになる。 試験曲は、Curling (Celino Bratti 作) と Vagabondage (Michele Boudet 作)であった。

大会結果:
1位 - Jerome Richard
2位 - Marielle Roy
3位 - Antony Millet

18歳のアコーデオン奏者Jerome Richard は、９７年の Coupe Mondiale と 98年の Klingenthal での優勝を含め、"１位"を奪いまくっている。彼は、年内に予定されている Honner Tremplin Prestige や, ９８年ワールドカップ 並びに、９８年度 Castelfidardo 国際チャンピオン大会にも参加することになっている。

表彰式では、Frederic Deschamps が自作曲を披露し、Bobby Noel が、歌手 Mireille との共演で、披露宴舞踊会を受け持った。

記事 Christine Adams

９月８日、アコーデオン奏者の Mika Vayrynen が Jouni Kaipainen 作の Vento (wind) op.58 の世界初公開を、ヘルシンキにある Kanneltalo にて行った。公開コンサートは、フィンランド国立放送局により録音され、 国内では主となる新聞, "Helsingin Sanomat" が、Mika の発表演奏を特別報道し、火曜日のニュースに載せた。

１時間半におよぶコンサートの間、Mika は Vento の他にも「Pictures at an Exhibition」 (Mussorgsky 作)や, Constant, Piazzolla, Derbenko、 Grieg などの作品を、２百人を超える聴衆に演奏して見せた。

記事 Mario Bruneau

第１０回 Carrefour Mondial De L'accordeon が、９月４日から７日まで キューベックの Montmagny で開催され、世界各国から集まった 70人を超える演奏家が 色とりどりの公演をし、聴衆４万人を楽しませた。

出演は Raul Barbosa (アージェンティーナ), Mario Bruneau (カナダ), Alain Chatry (フランス), Serge Desaunay (フランス), Krassen Gospodinov (ブルガリア), Barbara Ann Martindale (カナダ), Pino Di Modugno (イタリア)とボーカル Mina Grossi との共演, Jean-Louis Noton (フランス), Stanislav Vengevski (ロシア), 二重奏での出演は、Dominique Gauvrit と David Cousineau (フランス), Markku Lepisto と Petri Hakala (フィンランド)、 Didier Pauvert と Michel Esbelin (フランス)、又、グループ演奏では Josephine が "Cajun Rock and Roots"で会場を転回させた。

キューベックからも、 Raynald Ouellet (アコーデオン奏者、このフェスティバルの芸術監督)の他、多数が出演した。 コンサートに並び、楽器クリニック（価値を評価する）や、Patrick Tandin による講習会、Danielle Martineau との子供テント、なども催された。 運営にあったのは、Claudine Aucher (フランス出身, Chartres Festival 社の役員), Patrick Blanc (Accordeon Magazineの編集者), Bruno Gendron 並びに Elizabeth Gagnon (ラジオカナダ局)、Yves Moreau 各位であった。

記事 加藤 徹 氏による

9月12日(土）に「東京アコーディオン教室」の発表会が、午後1時より日暮里「ラングウッドホテル・コンサートサロン」にて行われた。30名に及ぶアコーディオン奏者が、「PARLES DE CRISTAL」「アディオスノニーノ」「ロッキーのテーマ」「トップオブザワールド」「いつか王子様が」「ジェラシー」「ジュトゥヴー」など、幅広い演奏を披露してくれた。

記事 Amarillie Ackermann

人気アコーデオン奏者 Sergio Zampolli (南 アフリカ) が、ピアニストの Rocco de Villiers との演奏でヨハネスバーグをとりこにしている。 ９月２５、２６日には、ヨハネスバーグ近くの Potchefstroom で演奏する予定で、アコーデオンと Rocco de Villiers のピアノ を特徴づけた編曲で、 Libertango (Astor Piazzolla 作), Anos de Solidad, Oblivion, Suite Sandrine (Michelle Camillo 作)、 Bachianas Brasileiras (Heitor Villa Lobos 作)などを披露してくれる。

詳しくは email で: duo2000@global.co.za

記事 Jeroen Nijhof

Folkworks Workout Weekend が Darlington で １０月２３日から２５日の週末に行われ、アコーデオン、メロデオン、コンセルティーナ の実演講習会と、コンサート、 ceilidh とセッションも同時公開される。

Ian Lowthian (アコーデオン)による実演講習では、 指の訓練、御区分け、音響装飾、左手技術の新しい使い方、などを指導してくれる。 Brian Peters (メロデオン)は、 初心者講習を、Simon Thoumire (コンセルティーナ)は、初心者と中級者の講習にあたる。

記事 Kevin Friedrich

９月１８日, アコーデオン奏者 Jane Christison が、NewEar "Beyond Tortilla Curtain" コンサート (Gary Hill の指揮)の一環として、"Tango"、 Op. 82 (J. Orrego-Salas 作)のアコーデオン奏を受け持つことになった。会場は、ミズーリ州、カンザス市のSt. Mary'sである。 この作品は、拍子記号が 2/4 から 7/8 へ 3/8 へと繰り返し変わるのと、左手ベースの自己操作があるため、技術的質が問われる。 コンサートでは、メキシコ、チリ、キューバ、Puerto Rico からのにかよった演奏も交じり、 善し悪しの決め手が注目される。

詳しくは電話で: + 1 816 235-2700

記事 Li Cong

アコーデオン作品"Sonata" の作曲に対し、Li Yuqiu 氏 (作曲家、中国アコーデオン協会の名誉会長)に、 "98年度 中国 Wenhua 賞"が授与された。 これは中国政府文化省が、最高文化作品に与える賞である。

Li Yuqiu 氏は、"Sonata"を９６年１０月に作曲した。 ４楽章の進展からなるこの曲は、「最初」を記した。中国の作曲家の手で書かれた最初のアコーデオン音楽、 この賞に輝いた最初のアコーデオン作曲作品、中国文化賞にとって最初の独奏演奏楽器用の作品、であることに一目置きたい。

"Sonata" は、８月にベイジンで行われた第５回国際アコーデオン祭の試験曲としても使われた。

記事 Cemexによる

新型から骨董品まで並ぶアコーデオン収集品の大展示会が、Barcaccia で開かれ、多くの 興味深い人目を引き付けた。この祭典では、数々のアコーデオン奏者が幅広い演奏をし、中でも若手アコーデオン奏者 Sylvia Pagni が、レパートリー演奏と、独特のスタイルで発表を演じ、注目を浴びた。

ポルトガルの人気アコーデオン奏者 Luis Vicente と婦人の Ana (ボーカル)は、ドイツ、ポルトガル、フランス、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、スェーデン の７０の都市で、演奏活動をしている。２人は、１０、１１月に、ヨーロッパ演奏ツアーを計画しており、 "Uma casa Portuguesa"（ポルトガルの４月）などの伝統的ポルトガル音楽を広めたいと願っている。

訪問国は、フランス、ドイツ、オランダの予定。 詳しくは email で: mop54739@mail.telepac.pt

アコーデオン奏者 Julio Locatelli は現在、バンドネオン共演を編集したＣＤ 制作を計画している。 CD には、"Las Murgas" (カーニバルの日に路上に出す conjuntos の人たち)などの曲を含み、今年中には発行を見込んでいる。

詳しくは email で: Jlocatell@datamarkets.com.ar

記事 Li Cong

最初の年の "Golden Cup"アコーデオン大会が、８月に Wuhan で大成功に終わった。中国音楽教育委員会と、主催にあたった Jiangsu Golden Cup Instrument Co. Ltd のおかげで、530人の競技者の参加を見た。

審査員には、Ren Shirong, Li Wei Ming, Yang Guoli, Yang Yi 並びに Xiong Chenming (Hubei アコーデオン協会の会長)各位があたった。大会中、アコーデオン奏者の Yang Yi が人気音楽をコンサートにしたり、 Li WeiMing, Ren Shirong、 Shan Yuanchang が、熱心な聴衆に講習を施したりした。

記事 Sandie Merrill

９月１７日に、アコーデオン大家のコンサートが、カリフォルニア州の Berkeley で開かれる。 東ヨーロッパのアコーデオン奏者 Milen Slavov (ブルガリア) と Nikolai Prisakar (モロドバ出身)が、中でも注目されている。

Milen Slavov は、自作曲を Nazdravica, Detelina, Zagore、 Lisetz によるアンサンブルで作り、Petur Iliev (tupan) と Bill Cope (tambura)も加わって、伝統的、現代、両タイプのブルガリア音楽を演奏してくれる。

Nikolai Prisakar の発表は、Moldovan State Dance Company, "Jok"との共演となる。現在彼は、 Kaila Flexer & "Third Ear" との共演活動中で、ピアノ、アコーデオンを教えたり、 Sacramento バレー団で伴奏をもしている。 Prisakarと、ユークレーンのバイオリン奏者 Dan Onofreichuk が、モロドバ調、ジプシー調, ローマン調, Klezmer, ロシア調、ユークレーン調の伝統音楽を披露してくれる。

詳しくは email で: slamafone@aol.com

記事 加藤 徹 氏による

9月19日(土)、名古屋にて「中部アコーディオンクラブ30周年記念イベント」が、13:30より名古屋芸創ホールにて催される。出演は、桑山哲也、牧野悦子、小川正浩、各位である。詳しくは電話で: +81-423-23-1491

記事 Domenic "アコーデオン・ビートルズなるヤツ" Amatucci

Toronto Star 新聞によると、 Oakville (オンタリオ州)に住むアコーデオン奏者が、過度の音量でポルカ演奏をしたとして罰せられ そうになったが、再度繰り返さないことを条件に持ちこされた、とのこと。Ron Jensen の裁判は、 ９９年の６月まで延期となっており、臨時的に、Jensen がアコーデオン・スピーカーの 音量を下げること、Shane Crawford 巡査がこれを確認することで同意してある。 もし、Jensen がこの法則を守らなければ、裁判にかけられ、現在の罰金学、最高５千ドルが課せられる。

Jensen は、過去１７年間 Bronte ハーバー周辺の海岸で、週末 のたびに演奏していた。地元の人の理解にもかかわらず、, Jensen は Bronte 村に２度と戻ってこない意気込みで、 "誰も協力してくれない," という。

記事 Christine Adams

オーストリアのアコーデオン奏者 Herbert Scheibenreif博士が、世界１周演奏旅行から戻った。 おとづれた国々で、お世話になったアコーデオン仲間 の方々の名前を挙げると、 Fang Yuan (シンガポール), Tania Lukic と Bernadette Conlon (オーストラリア), Harley と Maurice Jones, Heather と Ian Masefield (ニュージーランド), Professor Joan Sommers (米国カンザス市） Stanley Darrow Joanna Arnold (米国 Westmont)各位であり、Herbert は、この皆様のお助け添え無しでは、 このような長旅は無理に等しかった、と強く感じている。

Herbert は, 「各国でのアコーデオン状況が異なり、大変参考になった。 その国なりの発展過程を反映しているのであろうが、アコーデオン奏者としては、 他の国で起こっていることに目を見張って、何かを学ぶのも大切ではないかと思う。 そんな意味でも Accordions Worldwide のようなサービスが役に立つ。私が学生の頃は、最新アコーデオン技術を学ぶため、 外国に留学したものだが、今はコンピューターのスイッチを入れて、一覧する時代になっている。」 という。

記事 Geoff Levear

Rose 市アコーデオン・クラブは、集中キャンプを、オレゴンにある Silver Falls コンフェレンス・センターで８月２３日から２６日まで行った。 ３５人のアコーデオン奏者が参加し、４日間、 Joe Morelli (カナダ)の指導のもとで学習し、補修の実演講習も Eileen Hagen （文学修士）, Joe Baccellieri 神父、 Justin Franzino によって施された。 リハーサルと実演講習は毎日繰り返され、キャンプ参加者は、 "最高を求めて - 楽しみながら"への挑戦を試みた。

コンサートでは、Joe Morelli の編曲した３つの作品や、 キャンプ・リーダーによる演奏などが発表された。最後の日に、 参加者各自は、即興演奏で、習得したことを発表して見せた。

99年度のキャンプ計画も予定されており、米国各地からの 参加を見込んでいる。

記事 Raymond Bodell

１０月１８日に、NAO 北西支部によるアコーデオン・チャンピオン大会 が、マンチェスター Tameside にある Duggenfield タウン・ホールにて催される。 大会部門としては、独奏（年齢不問）、各級による二重奏、並びに、グループ、オーケストラ、 エンターテイメントのクラス、に分かれている。９８、９９年度の地域催し物期間 の中でも、最初のでだしとなる。裁定者は、Brian Askew と Kim Askew である。締め切りは ９月１８日。

詳しくは email で: raybodell@accordions.vodafoneuk.co.uk

記事 Sylvia Miskoe

New Hampshire Highland Games が、９月１８日から２０日まで、 ニュー・ハンプシャーの Loon Mountain にて開催される。ゲストのアコーデオン奏者として Freeland Barbour (スコットランド) が、金、土曜日の ceilidh ダンスで演奏してくれる。 彼は、土曜日の実演講習の後、ミニ・コンサートを開く予定。 最終日には、「他の楽器」コンテストがあり、ハープ、パイプ、バイオリン、アコーデオン、 小パイプ、歌声、管楽器が登場し、 Freeland Barbour によって 裁決される。

記事 Holda Paoletti-Kampl

Giuliano Cameli (1988年度コンセルティーナの世界チャンピオン) が、オーストラリアでの１ヶ月の演奏ツアーを終えた。主催は イタリア Ancon にある Santa Maria Nuova 市の市民局である。Cameli は、田園風民族音楽、ワルツ、ポルカ、mazurkas などの豊富な種類と、"The Carnival of Venice"を面白く表現してみたりで、聴衆をとりこにしてきた。それに加え、クラシック・アコーデオン のオスカー受賞者であり、Verdi や Rossini のシンフォニー序曲を洗練された解釈を入れ演奏する大家 Gervasio Marcosignori の演奏もじっくり聞ける場も作ってくれた。

Karen Gerlovich の書いた Myron Floren に捧げる詩