Accordions Worldwide The Squeeze

28th August 1998
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Editors note:

今週から Accordions Worldwide では中国語を導入します。手始めに週刊ニュース覧と、ホームページを設け、毎週新しいセクションを付け加えながら、今年度末までには完成に運ぶ予定です。このアドレスは: www.accordions.com/china です。3千万人のアコーデオン奏者がいる中国が、このサービスを有意義に利用してくれるとよいと願っています。

Wayne Knights
Web製作者

This weeks news:

新しいフランス・ミュゼットの雑誌
アコーデオン奏者、正面衝突負傷から復活・・・米国
ロシアのアコーデオン奏者が英国で特別公演
夏恒例・AAAビール・パーティー・・・日本
MIDI アコーデオンでフットボールの曲のメドレー・・・英国
フランスのアコーデオン奏者が日本で演出
ディガリドゥーでロック演奏・・・スイス
東ヨーロッパ民族音楽の実演講習・・・米国
アコーデオン雑誌来月新発刊・・・ベルギー
OGENBARGEN で HARMONIKA 祭・・・ドイツ
世界アコーデオンの交差点・・・カナダ
民族音楽夏期講習でコンセルティーナとメロデオンも活躍・・・英国
TDAが慈善事業基金の連続テレビで演奏・・・米国
フランスの新発見
裸体のアコーデオン奏者・・・オーストラリア
アコーデオンを弾くコメディアン・・・英国
アコーデオン仲間の告別
芸人オーディション・・・カナダ
夏の三重奏コンサート・・・日本
スコティッシュ音楽クラブが米国で活躍
音楽集会で新型アコーデオン展示・・・カナダ
ユダヤ音楽の新 CD
クラシックの編集 CD 発行・・・英国


新しいフランス・ミュゼットの雑誌 Bal Musette

記事 Frederic Deschamps

新しいフランス・ミュゼットの雑誌 "Bal Musette" (Acordeon マガジンと合併したもの)が発行され、Emile Vacher の最初の舞踊会から、最新の出来事まで満載されている。スタートのインタビューや、アコーデオン奏者の年例、写真、記念ページのつづり、ダンスの経歴などの秘宝記事も扱っている。

詳細についての連絡先は: Acordeon Magazine, 132 rue du Faubourg Saint-Denis, 75010, Paris, France まで


アコーデオン奏者、正面衝突負傷から復活・・・米国

記事 Dennis Gurwell

Swamp Gators 一団は、Jo Jo Reed の医療募金の舞踊会を、8月23日 Gardena 似て行い、2百人を集める好評ぶりであった。Jo Jo Reed は Louisiana 出身の Zydeco のアコーデオン奏者で、ベース、ドラムもこなす人物である。今年の初め、ジッグ(4分の3拍子の快速な踊り)を終えて帰る途中、反対斜線からの酒酔い運転の車がセンターラインを超え、Jo Jo の車と正面衝突した。顔頭の整形手術を繰り返し、復帰を見せた彼は、9月5、6日にある Louisiana Zydeco 公演会で演奏する。医療費の返済にとがんばっている。

この募金舞踊会も、今週、米国西海岸で行われたいくつかのボランテアの一つであった。8月22日には、Geno Delafose と Balfa Toujours が、ワシントンのシアトルでコンサートをし、利益を寄付している。同日、サンフランシスコ・ベイ地域では、Zydeco のアコーデオン奏者 Kenny Menard と彼の率いるバンドも、別の募金舞踊会を公開し、援助した。


ロシアのアコーデオン奏者が英国で特別公演

記事 Tom Cunliffe

Guildford アコーデオン・クラブのロンドン支部は、2つの人気コンサートを計画している。会場は、Surrey の Ripley にある Ripley Village ホールで、最初の公演は、9月18日、2人の奇妙な音楽家を招いての催し、2つめは、10月16日、 St Petersburg 音楽学校の最上級教授である Oleg Sharov の特別公演である。

クラブは、毎月第3金曜日を活動日としている。詳しくは John Cuminskey まで電話で: + 44 181 546 1767


夏恒例・AAAビール・パーティー・・・日本

記事 加藤 徹 氏による

8月30日(日)大阪では、全関西アコーデオン協会による「夏恒例・AAAビール・パーティー」が、午後2時より、アサヒビール・ケラー北浜(地下鉄堺筋線「北浜」駅下車徒歩3分)にて開かれる。アコーデオン奏者の方、演奏大歓迎。アコ伴奏で歌ってもよし。

詳細、申し込みは、堀部理事長まで電話で: + 81 06-386-5554


MIDI アコーデオンでフットボールの曲のメドレー・・・英国

記事 David Batty

Leyland アコーデオン・クラブが、7月の会合を8日に開いた際、Johnny Coleclough 氏をゲスト演奏家に招いた。まず、Johnny が MIDI を毎分190ビートに合わせテストをし、爆発させたので、会員は装置に欠陥があるのかと思わされた。彼はそのままフットボールのカップ参加各国の人気曲をメドレーにして弾き始めた。スコットランドの Brave や, Can-Can, William Tell Overture, Zena-Zena, Hava Nagila, Carnival of Venice, Tulips from Amsterdam, Caravan, Sabre Dance, Here We Go 並びに Dambusters などを接続曲に仕上げてあった。Johnny は現在、Stockport アコーデオン・クラブの会長であり、1954年から Manchester でプロ演奏家として活躍している。

同日は、他にも David Batty, Frank Scholes や、フランスで数千人のコンサートを終えて帰国したばかりの George Hicks 各位も見られた。


フランスのアコーデオン奏者が日本で演出

記事 Jean-Louis Noton

8月13日から16日まで、Max Bonnay (フランス出身) が、デジタル・アコーデオンの4つのショーを、東京の Orcharo ホールで演じた。これは、パリ・オペラ・ショーの "Picasso et la Danse" (ピカソとダンス)の一環であった。日本のテレビ局 T.B.S の主催で、Kader Belarbi (パリ・オペラの主役ダンサー) に、バレー舞台 "Les Saltimbanques" (ピカソの絵 "la famille des saltimbanques"に心打たれる物語)を是非作り上げようと合意させた。音楽は Shostakovitch と Stravinsky 各位により、また編曲、音響表現は Max Bonnay であった。


ディガリドゥーでロック演奏・・・スイス

記事 Jean-Claude Pouly

9月6日、Picoballo 四重奏団は、ズーリックの Horgen で開かれる "Atelier Hinterruti"にて演奏することになった。メンバーは Albin Brun (アコーデオン, サクソフォン, didgeridoo, ボーカル), Pascal Bruggisser (アコーデオン, ピアノ, ボーカル), Roberto Frei (ベース) 並びに Andy Aegerter (ドラム)各位で、ジャズからバルカン諸島の民族語り曲に至るまで、ロック & ファンキー(初期ブルースの泥臭さを持つ曲)から ケイジュンに至るまで、タンゴから フランス・ミュゼット・ワルツ、又、ブラジルからカリビアン・メロディーに至るまでと、レパートリーも広い。

詳しくは電話で: +41 1 725 88 54


東ヨーロッパ民族音楽の実演講習・・・米国

記事 Maggie Martin

アコーデオン奏者 Nada Lewis がしている、毎週一回の実演講習は、今のところ、月曜日の夜、カリフォルニアの Berkeley で行われている。講習では、ブルガリア, サービア, マケドニア, 前ソビエト連邦, スカンジナビア, Klezmer, ギリシャ, 古風のイタリア, フランス, ローマ帝国調、並びに Rom (ジプシー音楽)などからの民族音楽を扱い、国際色高い。

Nada Lewis は、サンフランシスコ湾岸地方では名の知れた音楽家で、取捨選択的な世界の音楽を専門としている。コースに参加した者は、他の楽器(バイオリン、クラリネット、フルート、打楽器、ギター)との共演も面白いという。

参加は、単独(短期)でも、常時(長期)でも構わない。詳しくは電話で: + 1 510 243-1122


アコーデオン雑誌来月新発刊・・・ベルギー

記事 Intermusik新聞より

新しいアコーデオン雑誌 "Accordo" が、ベルギーで9月から 2ヶ月に1度の発行で出版になる。編集者は、アコーデオン教師の Ludo Marien, アコ奏者の Mike Smeulders、並びにアコーデオン・ニュース専門のジャーナリスト Joeri de Jongh である。


OGENBARGEN で HARMONIKA 祭・・・ドイツ

記事 Intermusik新聞による

Ostfriesland 地方の Ogenbargen で開かれた、7月の Harmonika 祭に 150任意場の音楽家が参加した。Willy Rocker の主催する、第10回国際会議の一環で、毎回参加数の増加を見ている。今年はモットー"Music is Life"が設けられ、アコーデオン奏者の多くが独奏やグループ演奏をした。


世界アコーデオンの交差点・・・カナダ

記事 Intermusik新聞より

"Carrefour Mondial de l'Accordeon" (世界アコーデオンの交差点)が、ケベックの Montmagny で 9月4日から7日まで催される。プログラムには GlobeTrotter(地球駆け回り)国際コンサートがあり、アコーデオン演奏には RaoulBarbosa (アージェンティーナ), Alain Chatry (フランス), David Cousineau(フランス), Dominique Gauvrit (フランス), Krassen Gospodinov (ブルガリア), Sacha Luminsky (カナダ), Pino di Modugno (イタリア), コンセルティーナ演奏は Niall Valleley(アイルランド)、またバヤン演奏は Stas Venglevski (ロシア)など各位が演出する。

一方、全音階アコーデオン発表演奏は、Gaston Nolet (フランス), Markku Lepisto (フィンランド), Serge Desaunay (フランス), Didier Pauvert(フランス) 並びに Brian Peters (英国)各位による。

ホかにも、青空コンサート、屋台、子供のコーナー、Romolo Bitocchi の主催するアコーデオンの博物館、展示会、並びに修理もある。


民族音楽夏期講習でコンセルティーナとメロデオンも活躍・・・英国

記事 Jeroen Nijhof

8月中、大人と青年を含む2つの民族音楽夏期講習学校が、英国の Durham で開催され、楽器とバンド演奏で、1週間にわたり民族音楽を学んだ。

大人部の指導にあたったのは、Karen Tweed (アコーデオン), Andy Cutting(メロデオン)、 Rob Harbron (コンセルティーナ)で、青年部指導は、Sandy Brechin (アコーデオン), Saul Rose (メロデオン) 、Simon Thoumire (コンセルティーナ)各位であった。

Simon Thoumire (BBC 青年伝統音楽優勝者)、 Saul Rose, Andy Cutting & Chris Wood, Sandy Brechin, Alistair Anderson (コンセルティーナ)を含む 両夏期講習の参加者200人の手によって、コンサートを作り上げた。


TDAが慈善事業基金の連続テレビで演奏・・・米国

記事 Paul Rogers

"Those Darn Accordions" (TDA)は、9月7日(労働者の日)に Jerry Lewis の慈善事業基金調達のための長期連続テレビ番組で演奏するため、ロサンジェルスへ向かっている。"No Strings Attached" からの2曲を、早朝4時から8時のあいだに弾くことになっている。Jerry Lewis 氏への貢献が称えられ、少しでも基金の役に立てばと望んでいる。


フランスの新発見

英国の Guardian 新聞によると、Lo'Jo というバンドグループが、フランスの新発見と呼ばれているらしい。アコーデオン、バイオリン、ボーカルからなるこのバンドは、フランス・バラッドと、アラブ風の影響と、アフリカ・カリビアンの踊りをうまく混合した曲を演出するそうだ。今月、Womad 祭で公演が予定されている。


裸体のアコーデオン奏者・・・オーストラリア

オーストラリアの新聞 Herald Sun によると、タズメニア出身のアコーデオン奏者 Martin Duffy が、メルボーン街道でよく旅回り芸人をやっている、と載せた。95年に、屋外コンサートで裸体演奏をし、逮捕されている。最近は、法的な居場所が定かになっていない。

Duffy は番組の表示音楽の CD シングル版 Footy で、Skippy のメロディーに歌をつけかけている。又、自分自身の叙情詩も書いたり、 "Footy, footy, footy, footy!"と連続するコーラスに多大な時間と努力を費やしたりもしている。


アコーデオンを弾くコメディアン・・・英国

英国の新聞 Independent Newspaper によると、コメディアンの John Moloney は、アコーデオンを含め7つの楽器をこなす、とのこと。Moloney が初めて、マワシ演奏を始めたとき、人は「気の立った若者アコーデオン弾き」と呼んだが、自分では、アイリッシュ伝統音楽の前世界チャンピオンであると誇張した。

現在、彼は、アイリッシュ伝統音楽のバンド "リバーダンス"を率い、毎週の演奏活動をしている。彼は、音楽は仕事の圧迫を除いてくれるという。


アコーデオン仲間の告別

記事 Sam Gentry

"アコーデオン仲間の皆様へ、Ed Kloppe 氏の死を知り心痛く思い、この場を借りて御悔みを捧げたい。彼はすばらしい人物で、Hohner 製のリング状電子コーンコブ・ハーモニカを、音階を問わずに演奏をしたものだった。そのせいか、いつも倍量の人格を持ち、会話に欠いたことがない。つい最近、4月23日に亡くなったと知り、彼の友である皆さんに告げておきたかった。"


芸人オーディション・・・カナダ

記事 Domenic "the Accordion Beatles guy" Amatucci

トロント Transit Commission は、毎年恒例の、芸人オーディションを Canadian National Exhibition's Community Corner Stage にて、8月21日から23日まで行った。225人を超える芸の達人たちが、75の許可免許を競う。アコーデオン芸もその一つである。結果は2週間後に発表される。


夏の三重奏コンサート・・・日本 Tosie Ishikawa

記事 新名 いずる先生による

サマー・コンサートが7月24日に八王子市であり、アコーデオン奏者の石川歳江さんが、「パリの空の下で」や、Astor Piazzolla の曲をバイオリンとピアのとの共演で披露してくれた。会場には熱心な70人の聴衆が集まった。


スコティッシュ音楽クラブが米国で活躍

記事 Sylvia Miskoe

SRSNH (Strathspey and Reel Society of New Hampshire) が8月の会合を23日にニューハンプシャーで開く。Strathspey とはスコットランド調の曲の名前であり、踊りのステップでもある。アコーデオン、バイオリン、ハープ、パイプ、バンジョー、ギターなどで、スコティッシュ音楽を弾くのに興味のあるメンバー40人以上が参加した。

クラブは、年齢、段級に関わらず参加できるが、アコーデオン奏者を増やしたいと望んでいる。毎月最後の日曜日に、コンコードの MusicTheatre にて活動している。

詳しくは email で: SMiskoe@aol.com


音楽集会で新型アコーデオン展示・・・カナダ

8月16、17日にトロントで開かれた音楽集会で、ドイツの Saxony からの Weltmeister アコーデオンが展示されていた。取り扱い業者の営業役員である Paula McDonnell は、展示をした価値があったと語った。


ユダヤ音楽の新 CD

記事 Julian Siegel Tzimmes

ユダヤ音楽バンド "Tzimmes" (ブリティッシュ・コロンビア州、バンクーバー在)のアコーデオン奏者のメンバー Julian Siegel (メキシコ出身)が、3枚目の CD "Klezmyriad"を出した。今までのアルバムすべてで、原本のオーケストラ化と、作品の脚色に、アコーデオンが決定的な要素になっている。 Tzimmes は、ユダヤ音楽を多様相のまま表現することに貢献している。 歌の種類も、 ヨーロッパ Klezmer から、中東 Sephardi や、北アメリカ民族調をも含み, 歌の言語も、ヘブライ語、Yiddish 語、 Ladino 語, 英語で演じられる。同バンドの基本オーケストラは、音響効果のアコーデオンと、midi-アコーデオン, ギター、ベース, アラブとラテン風の打楽器から成り立っている。

Julian Siegel は、17歳にはメキシコで名の知れたアコーデオン奏者となり、 国内大会でも2度優勝している。 同バンドは、カナダ、米国、メキシコ、英国各地で演奏活動をしている。


クラシックの編集 CD 発行・・・英国

英国の新聞 サンデー・タイムズによると、Howard Skempton が69年から93年のあいだに書いた28曲を編集した、クラシックの CD が出た、とのこと。作曲者である彼自身のアコーデオン独奏演奏も入っている。


Email of the week

気に止まったこと:

ウェブ情報はまとまっていないが、ウェブに載せるのは安くて簡単だ。これを維持し、訪問者に探しやすいように手配する方が高くつく。Accordions Worldwide の様な高質な会社に情報を載せてもらうという手がある。すでに主要なサーバーに登録してあるので、こちらの手間と費用が省ける。

ウェブ情報は流れの速い川のようで、新しい情報が常時入り、既存のページでさえ流されてしまうこともある。ウェブ・ページの存在期間は、平均77日だそうだ。訳なく消えてゆく。Accordions Worldwide はこの類ではない!

Norman Seaton より
Texas Accordion Association

Norman くんへ,

大変貴重なご意見をありがとう!

Wayne Knights
Web製作者
Accordions Worldwide
http://www.accordions.com

New Sites www.accordions.com/fuccelli イタリアの有名な演出家である Roberto Fuccelli

www.accordions.com/kravtsovNikolay Kravtsov は、ロシアではアコーデオン教授の中でも一目置かれている。彼自身のキーボードも発明している。



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