記事 Hans Rytter

６月１９日から２１日まで Ringe で開かれた「The Ringe 98 アコーデオン祭」は、大成功に終わった。７千人の聴衆を迎え、８００人を超える演奏者、ダンサー、１０２組のグループ演奏団により、ジャズ、スイング、ポップ、ロック、クラシック、伝統音楽などがかもし出された。

人気バンド "Lang Linken" のメンバー, Carl Erik Lundgaard (アコーデオン), Keld Norgaard (バイオリン、オルガン、デンマーク・バッグパイプ)、 Poul Lendal (バイオリン) 各位は、デンマークの伝統的な民族音楽を、現代風にアレンジして演奏した。同団は、ヨーロッパ各国でも、骨董の楽器を演奏して披露するなど、デンマークでは、民族音楽専門家として知られている。

来年の "Ringe 99 アコーデオン祭" は、６月１８日から２０までと予定されている。

記事 Frederic Deschamps

1998年度 Coupe Mondiale (Confederation International des Accordionistes - C.I.A.) は、１０月２１日から２５日まで オランダの Nimegue で開催される。フランスアコーデオン同盟 Confederation Nationale Francaise de L'Accordeon によって主催された National French Qualifying Rounds で、次の競技者がフランス代表として参加することになった:

コンサート音楽部門
青年独奏者
Magali Boissier, Marie Laure Deduffeleer 並びに Claude Sauvage

熟年独奏者
Dominique Emorine 並びに Carole Unal

エンターテーメント部門
名人
Frederic Baldo, Franck Fieutelot, Mickael Garret-Dalmais, Amaud Guimard, Nicolas Massoutie, Stephanie Methot, Aurelien Noel 並びに Marielle Roy.

審査員は、Marcel Azzola, Max Bonnay, Philippe Borecek,Frederic Deschamps, Ivon Fraval 並びに Lydie Kotala 各位がそろう。

選抜された代表者は、フランスの３つの団体に所属している。 - ACF (フランス・アコーデオン・クラブ), APH (Hohner 教師協会)、並びに UNAF (フランス国立アコーデオン奏者連盟)が主な所属元である。

記事 Renzo Ruggieri

第７回 "Stefano Bizzarri" 国際アコーデオン大会は、テラモにある Morro D'Oro で、８月１９日から２２日まで開かれる。この催しは、"Stefano Bizzarri" 音楽協会と、地元、地方の委員会が共同して主催されている。 Roberto Fossemoが芸術監督として、また、イタリアのアコーデオン奏者 Gervaso Marcosignori が審査委員長として運営に当たる。この上級大会では実質的な現金賞金があり、過去にも、有名な国際アコーデオン奏者によって勝ち取られてきた。競技者は、クラシック部門とバラエティー部門のどちらかで発表演奏し、年齢別に審査される。

記事 Harley Jones

「世界１周演奏ツアー」をしている Salzburger アコーデオン・オーケストラ (オーストリア) が、南太平洋にあるフィージーに到着した。この有名オーケストラ団一行は、航海で地球を一回りしている。ロサンジェルス、ハワイ、フィージー、ニュージーランド、オーストラリア各地で、公演会を開いてきた。形成されたばかりの「フィージー・アコーデオン・クラブ」の特別歓迎を受け、７月４日に、Nadi にある Civic センターで行った演奏は、フィージーで初めてのアコーデオン公演会となった。

同団は、スーバでも２度目の公演会をし、フィージー政府の労働工業関係 （Labour and Industrial Relations）大臣の Vincent Lobendahn 伯爵のご出席を得た。

記事 加藤 徹 氏 による

東京アコーデオン教室の主催で、「ようこそ！マックス・ボネ先生」の歓迎アコーデオンパーティーを、東京昌平橋の近くにあるビアレストラン「フェスト」にて、８月８日土曜日、午後６時半から開く。初来日のフランスのアコーデオン名手ご夫婦をお招きしての集いを「暑気ばらい」をかねて行う。詳しくは電話で、幹事の老川さんまで: + 81 3 5478-1707

記事 Jason O'Rouke

第２６回 Willie Clancy のコンセルティーナ夏期講習会が開催中（７月４日から１２日まで）である。場所は、アイルランドの Clare で、講習指導には、Gerry Commane, Francis Droney, Yvonne Griffin, Gerald Haugh, KittyHayes, Hugh Healy, Noel Hill, Tommy McCarthy, Sean McMahon, MaryMcNamara, Brid Meaney, Aoife O'Connor 並びに Padraig Rynne 各位があたる。

記事 Wu Jie

Chengdu アコーデオン学校の生徒４０人が、７月１０日から４週間の、アコーデオン夏期キャンプに出席することになった。主催は、Sichuan アコーデオン協会で、キャンプ場は、Sichuan 県では景色のよさで知られる Emei 山で開かれる。実演講習はもちろん、屋外活動やゲームも組まれている。

アコーデオン指導には、Xu Wei, Li Yamei, Liu Liang 並びに Wu Xie 各先生があたり、最終日には、山のふもとの Qingquan にある Qingquan ホールでコンサートがある。

記事 Jean-Claude Pouly

６月２６日, Willi Valotti (アコーデオン), Bruno Syfrig(クラリネット, ソプラノ & テナー・サクソフォン), Claudio Gmur (ピアノ) 並びに Ueli Moser(コントラベース) からなる４重奏バンドが、ズーリックの Samstagern にある Sternensee レストランで生演奏をした。ウィーン音楽をメドレーにしてみたり、スイスの "Steiner Chilbi" や、自作曲をまじえて冒険的に収めた。最後のアンコール曲は、フランス牧歌調の曲 "Sous le ciel de Paris（パリの空の下で）"を、Willi Valotti のアコーデオンにゆだねた。

記事 Christine Adams

毎年恒例の第２４回 Kimberley 国際 Old-Time アコーデオン・チャンピオン大会は、７月５日に始まり、Kimberley のシビック・センターで１２日に幕を閉める。

７月６，７日には、Joe Morelli がアコーデオンの１時間実演講習会をし、８日には、Myron Floren のコンサートがあり、クラシック、ポップ、ポルカや、Big Band Dance などを披露した。 Myron はこれで７年連続の演奏となった。

催しの中には、ジャム合戦や、家族で参加できる民謡/ダンスや、トロフィーと賞金の授与式などもあった。

記事 Uli Ebner

１５０人を超える競技者が参加した "DHV Dreilandereck" アコーデオン大会 (German Harmonica Association, Dreilandereck 主催) は、Black Forest にある Todtmoos で、６月２７日に行われた。審査員には、1980 Coupe Mondiale の優勝者 Werner Glutsch とともに、Paul Hey, Partik Jockers, Gaby Sester 並びに Silvia Wenke 各位の顔ぶれがあった。

賞状やトロフィーは、Josef Karle氏、Dietmar Fink氏(DHV) 並びに Thomas Luthy氏 (Todtmoos アコーデオン・オーケストラの会長)各位の手で授与された。

独奏部門優勝者: Gillaume Yvroud (フランス出身)
Christina Massoth (Schwalmtal 出身)
Emanuel Munch Rosenau (フランス出身)
Barbara Helmle (Breitnau 出身)
Tobias Jehle (Grenzach 出身)

２重奏部門優勝者:Jula Sutterlin & Torsten Sutterlin (Kandern 出身)
Carina Bauer & Simone Bauer (Tiefenbronn 出身)
Melanie Coman & Margret Usinger (Todtmoos 出身)
Andrea Hartmann & Marcella Heil (Klettgau 出身)

記事 Mary Mancini

６月２９日、アコーデオン奏者の Mario Tacca と Mary Mancini が、「イタリア音楽の夕べ」を、ニューヨーク Long Island の Eisenhower Park にある Harry Chapin 劇場で演奏した。２万５千人の聴衆を前に演奏するのは、両者にとってこれで５回目となる。１２楽器のオーケストラ合奏も手伝って、Mario が「William Tell Overture」（ロシニ作）や、イタリア有名音楽をメドレーにした"Italian Fantasia"、また、 "Granada" やクラシック、オペラなども弾いてくれた。

両者は７月１７日から１９日には、イリノイ州シカゴで ATG アコーデオン公演会にゲストとして出席し、演奏会と実演講習会を催し、７月２０には、Milwaukee アコーデオン・クラブでコンサートを予定している。

記事 Wayne Knights

オーストラリアのアコーデオン奏者 Bernadette Conlonが、７月３１日に Churchill 奨学金をオールトラリアの Government ハウスで授与されることになった。式場でも、高官の前で演奏を披露する。奨学金は、ユークレーン Kiev にある国立音楽アカデミーで４ヶ月勉強するためのものだ。Bernadette は、千人の志望者の中から選ばれ、名士について学べるという名声高い特典を受けた最初の音楽家である。

記事 Faithe Deffner, American Accordionists' Associationの会長

７月９日、各アコーデオン奏者にスポットライトをあてる「ニュー・オレオンズ Battle of the Bands 大会」が、ニュー・オレオンズ州にある Radisson ホテルの舞踊会室にて行われた。各バンドは、American Accordionists' Associationからの優勝賞金１千ドルを競って演奏した。これに加えて、Lawrence Welk グループは、芸能スカウト（発掘係）を送り、ミズーリ州の Branson にある Lawrence Welk 劇場のショーに出演させる最高バンドを考慮するため、目を見張らせていた。

競技に立ち会ったバンドは、Deutsches Hofkapelle, Evening Edition, Julia Council ＆ Spumanti シンガーズ, Mat Mathews ＆ the Jazzers, New Orleans Klezmer All Stars, Norbert Slama トリオ, Ray Rue's Heartbreak Hotel や, アコーデオン奏者 Duane Dopsie Jr と Tony Delafose と仲間たち、並びに Sunpie ＆ the Louisiana Sunspots であった。

毎日の実況報道は、AAA のｗｅｂサイトをご覧ください。

記事 Frederic Deschamps

５月１６日から２８日まで Hohner 国内ツアーに数人の音楽家が参加し、新しい楽器類の推進と新しい演奏家の紹介をして回った。Frederic Deschamps, Jerome Richard 並びに Vincent Peirani 各位の顔触れが見られた。

コンサートだけならず、デモンストレーション、マスタークラス演奏などを、北フランスの町や Brittany 地方の Lille, Arras, Amiens, Denain, Rouen, Brest, Rennes, Lorient、Dunkirk 各地で披露した。

この訪問に、多数のアコーデオン奏者やアコーデオン教師陣が集まり、９８年中にもう１度、再訪問をしてくれるよう高い要求を受けた。

記事 Wu Jie

７月１６日から２６日まで、夏期アコーデオントレーニング教室が Chengdu にある Jingxi 公園で開かれ、９歳から１４歳にわたる２４人の生徒が参加する。指導には、Wu Shouzhi と Zhu Chunchen 先生で、９月にある大会の準備練習をする。トレーニングの間は、毎日５，６時間 練習に励み、Jingxi 公園に宿を取ることになっている。

記事 Jean-Louis Noton

７月１日から７日まで Jean-Louis Noton はコンサートと MIDI 音響効果を使ったマスタークラス演奏を、ブルガリアの Varna で開いた。主催は、Stanimir Ustinov であった。この後は、Estonia へ旅立ち、Tartu 文化センターでコンサートを、また、マスタークラス演奏を Tartu 大学で、 Kaido Otsing にある Tartu 音楽学校の主催でする予定になっている。

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Nikolas Fehr より

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