Accordions Worldwide The Squeeze

98年7月3日
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Editors note:

アコーデオン奏者は、社交的だとよくいわれる。オークランド・シンフォニー・オーケストラ) の指揮者で、ニュージーランドでは最先端を行く作曲家であるGary Daverne 氏は、「どうしてアコーデオン仲間とよくつき会うのか。」とかつて聞かれたとき、「どうやって楽しんだらいいか知っているからだ。」と答えたそうだ。

来週の水曜には、オーストリアの Saalfalden アコーデオン・オーケストラが、オークランドで公演会をしてくれる。ニュージーランド航空アコーデオン・オーケストラが、96年にオーストリアを訪れたお返しとしての招待ということになる。公演後も、社交の場が設けられ、アコーデオンをとうして、国境を越えた友の輪が、又つながって行くだろう。

Wayne Knights
Web制作者

This weeks news:

Lundeborg 演奏会・・・デンマーク
Towersey 村の祭典・・・英国
アコーデオン奏者のフランス巡り
第5回国際アコーデオン週間・・・ポルトガル
アコ仲間のつどい・・・日本
中近東で大成功のコンサート
アコーデオン奏者が若者演奏家のラジオ番組に・・・オーストラリア
ズーリックでアコーデオン公演会・・・スイス
Moldavian 国際大会
Duo Contraste のコンサート・・・スペイン
Cabrillo 音楽祭・・・米国
年例の Tag der Harmonika 大会・・・オーストリア
BELLUNO でマスタークラス演奏・・・イタリア
国際競技公演会の実況報告サイト!
アコーデオンの特徴を生かした新 CD
Music Marche 共同融資団・・・イタリア
"ほのぼの"コンサート・・・日本
Noton の新 CD・・・フランス
Disco でアコーデオン演奏・・・イタリア
サンフランシスコ民族祭
新CD発行・・・スイス


LUNDEBORG 演奏会・・・デンマーク

記事 Hans Rytter

98年度の Lundeborg 演奏会が、9月4日から6日まで、 Lundeborg でも景色のよい村で催される。主催は、Danish Accordion & Folklore Society である。2つのステージだてで、発表が同時に運ばれ、会場各所でも、自発的な演奏が、25分の枠内で許されている。今年は、7百人の演奏者と、7千人の聴衆を見込んでいる。

バンド、グループの参加申込締切は、7月15日。詳しくは、email で: hr@dalumls.dk


TOWERSEY 村の祭典・・・英国

記事 Steve Heap, 祭典の監督者 The Boat Band

Oxfordshire の第34回 Towersey 村の祭典は、 Towersey で、8月28日から31日まで開催される。催し物には、手作り芸術品展や、音楽祭、のみ市場、ダンス、実演講習会、子ども祭り、青空ショー、ジャズコンサートなどたくさんである。アコーデオン出演は、Kathryn Tickell バンドや、Boat バンドによる、ランバ、ケイジュン、リール(スコットランド高地舞踊)、カリビアン・クリオールの曲など、色とりどりである。

詳しくは email で: towersey@mrscasey.nildram.co.uk


アコーデオン奏者のフランス巡り

記事 Mary Mancini

Mario Tacca & Mary Mancini アコーデオン奏者 Mario Tacca と Mary Mancini が、フランスで Chartres アコーデオン公演会に参加し、Jean Louis Noton や Serge Duchesne と共演した。その後、パリに向かい、"Fleur de Paris" や "Internationally Yours" (Mario Tacca 共演) や "It's a Wonderful World" (Mary Mancini 共演) などのCDを一緒に出した Isabelle Durand と3人で、パリラジオ局のインタビューに応じた。

Joinville Le Pont では、"Le Petit Robinson" という夜のミュージカルに、アコーデオン仲間、Serge Duchesne, Tony DiVincenzo, Rene Grolier, Jean-Marc Torchy とともに参加した。

続いて、Froidcul にある St.Segolene 教会で、宗教音楽演奏を施し、Mozart, Bach, Franck, Malotte, Santini, Monti 作の曲を奏でた。このコンサートに関する賞賛の言葉が、「Republican Lorrain」新聞にも載った。


第5回国際アコーデオン週間・・・ポルトガル

記事 Holda Paoletti-Kampl

Serenata 音楽学校と Alcobaca アコーデオン協会が、第5回国際アコーデオン週間を、7月18日から26日まで Alcobaca で開催する計画だ。Friedrich Lips, Natalie (domra)& Viacheslav Semionov, Jean Marc Marroni, Frederic Deschamps, Inaki Dicguez & Julio Bravo (バイオリン), Alcobaca アコーデオン・グループ各位によって幕開けの大コンサートがあり、10の演奏会が繰り広げられる。誰でも参加でき、入場料は無料。

他にも催し物として、Friedrich Lipsのアコ・セミナーや、第3回古代イベリア(ポルトガル)調アコーデオン大会や、ポルトガル Trophee Mondial d'Accordeon 大会の優勝者選抜などをも、予定している。


アコ仲間のつどい・・・日本

加藤 徹 氏の記事による

第23回「西日本アコ仲間のつどい」が、8月29日(土)午後1時と、30日(日)午後3時に、関西地区大学セミナーハウス(神戸市北区道場町)にてある。アコーデオンに興味のある人に講習会、演奏実技を楽しんでもらう催し物である。

吉田親家(ちかいえ)先生や、韓国人の Sugang Kim 先生ら5人が、漫画「隣のととろ」で演奏されているアコーデオン組織について授業をしてくれる。百人以上の参加を見込んでいる。他にも、Charlie Chaplin の映画音楽から、アコーデオン組織の例を示してくれる。

アコーディオンの後藤ミホコさんと、バイオリンの「きのはらしげこ」さんの「ジャプシーズ・クイーン」も公演会を開いている。くわしくは電話で: + 81 729-85-5577


中近東で大成功のコンサート

記事 Gary Blair

6月18日, Gary Blair と彼のバンド Ceilidh が、スコティッシュ・ダンス音楽を、ドバイ Caledonian Society's Chieftains 舞踊会のために演奏した。場所は、ドバイの Hyatt Regency ホテルで、レストラン5件、アイス・スケート場、プール、ジャクージ、ショッピングセンター、劇場、ディスコをも備えている。舞踊会場は、突き出たベランダ形式で、タータンキルツと、スコットランドのお城の絵画で、どの壁も埋まったという。

250人を超える賓客が、「Gay Gordon's」,「Strip the Willow」,「the Dashing White Sergeant」などの曲に合わせて踊った。 バンドは、Gary Blair(アコーデオン), Richard Wong (アコーデオン), Stevie Mills (ドラム) 、 AlistairMcCulloch (バイオリン)の4人であった。

反響がよく、Baku(Azerbaijan), Dubai, Dahran, Abu Dabi, Bahrain への招待も受けた。


アコーデオン奏者が若者演奏家のラジオ番組に・・・オーストラリア

記事 Elizabeth Jones

6月23日、オーストラリアのアコーデオン奏者 Elizabeth Jones が、ラジオ 2MBS の若者演奏家シリーズでの決勝大会で、アコーデオン独奏とソプラノ歌手 Mina Kanaridis との発表演奏をした。プログラムには、ギリシャの民族曲(Ravel作) 5曲と、子守り歌(成島作)、緩やかなハーモニカ曲 Adagio furglasharmonika (Mozart作), アコーデオン用には、Prelude 12 (McGuire作)などがあり、また、オーストラリアの成島てるみ作の「The rising of the Moon Princess」は、これが初公開ともなった。


ズーリックでアコーデオン公演会・・・スイス

記事 Jean-Claude Pouly

6月21日, "Musique Simili" トリオが、ズーリックの "Atelier Hinterruti"で演奏した。 Line Loddo (ボーカルとコントラベース), Juliette Du Pasquier (バイオリン)、 Marc Hansenberger (アコーデオンとピアノ)からなるメンバーは、南フランス調の古い曲や、ジプシー音楽や、自作曲も披露した。次の公演は、7月10日に、スイスの Rorbas Schloss Teufen で開かれるアコーデオン・フェスティバルと組まれている。 詳しくは電話で: + 41 32 313 40 13.


MOLDAVIAN 国際大会

記事 Nikolay Davidov

Moldavia では、アコーデオンの普及率が高く、地元の作曲家たちも、この楽器用の曲をよく書いている。6月22日から26日に、Moldavian 国際音楽大会が Kishinjev で開かれた。競技項目には2つの年齢部門があり、ピアのアコーデオン(18歳以下)は、Ivan Pryanikov、(21歳以下)は、Dmitry Mironenko であった。


DUO CONTRASTE のコンサート・・・スペイン

記事 Esteban Algora

6月13日、"Duo Contraste" が2時間にわたるプログラムを、スペインの現代芸術センターである 'Monasterio de Santa Maria de las Cuevas'で演奏した。チェコ出身の作曲家 Jan Truhlar 作の "Tempre Op. 99" をアコーデオンとギターで弾き、75人の聴衆を楽しませた。コンサートに参加していた地元の新聞の批評家も、支援的な記事を書いた。

演奏には、 Movile 86 (P. Busseuil作), Paysages Idillyques (S. Baggio作), Sete Chaves Misticas (C. Tupinamba作), Torcal, Op.32 (E. Igoa作), Paso a dos (A. Santos作), Dhatar (J. MaSanchez Verdu作)、Villa Luro tango (Tomas Gubitsch作)などがあった。


CABRILLO 音楽祭・・・米国

記事 Christopher Caliendo

8月9日に、アコーデオン奏者 Frank Marocco が、作曲家でギター奏者の Christopher Caliendo とともに、アメリカ・タンゴのオリジナル収集曲を演奏する予定だ。公演場所は、カリフォルニア州のサンタクルーズで開かれる Cabrillo 音楽祭である。

詳しくは、Future Eventsをご参照ください。


年例の TAG DER HARMONIKA 大会・・・オーストリア

記事 Dr Herbert Scheibenreif

毎年恒例の "Tag der Harmonika"大会は、6月27、28日に、ウィーンの Wr.Neustadt で開催された。大会には、アコーデオン部門、オーケストラとアンサンブル部門、又、最近流行の "SteirischeHarmonika" (Styrian ハーモニカ)部門に分かれていた。

アコーデオンの多様性を語ったイブニング・コンサートには、Johann Murg (Steirische ハーモニカ), Barbara Faast (バンドネオン), Herwig Peychar (アコーデオン),"Rockin' Janator Zydeco 2重奏団", "Not at home グループ" 、"Wiener NeustadterZieh-Harmoniker"各位など、幅広い音楽専門家の公演もあった。


BELLUNO でマスタークラス演奏・・・イタリア

記事 Holda Paoletti-Kampl

フローレンスにある "Ivano Cherubini" 音楽学校のアコーデオン教師 Ivano Battistonが、7月27日から8月2日まで開催する、第9回 "Belluno 夏の祭典"で、マスタークラス演奏を公開することになった。ゲストとして迎えられるBattistonは、ヨーロッパの音楽学者として重要な地位にあり、オーケストラでの独奏者として、Mario Bunello (チェロ)との二重奏者として名声が高い。


国際競技公演会の実況報告サイト!

記事 Harley Jones

アコーデオン協会として最優先させることで、これ以上できることはない、と思う。Accordions Worldwideの米国代表者 Kevin Friedrich は、7月8日から12日まで行われる 「98年度 アメリカ・アコーデオン奏者協会公演会と、7月16日から19日にある アコーデオン教師慈善組合国際公演会の、実況報告を、毎日各サイトに載せてくれる。これらの日程期間中は、ぜひ、両公演会の現在状況を追って見てください。


アコーデオンの特徴を生かした新 CD

記事 The Classical Free-reed

Alanna Records の出した 新発行 CD "Piano for Latin Lovers" には、アコーデオン奏者 Henry Doktorski が, ピアノ、打楽器、音響合成を受け持つ Charlie Shaffer と、ギターと打楽器の Tom Kitka と共演の曲が入っている。

この CD は、アコーデオンの耳にやさしい音を特徴にし、"Arrividerci Roma", "Return to Me", "South of the Border"や、タンゴの "Take Me in Your Arms"などが好評である。

詳しくは email で: free-reed@trfn.clpgh.org


MUSIC MARCHE 共同融資団・・・イタリア

記事 Paolo Picchio

"Music Marche"という国際共同融資団が、6月21日に、正式に Castelfidardo に形成された。この機関は、イタリアの一流工芸技術家の2団体 (CNA と CGIA)により支援されており、手作りの楽器の職人術を奨励し発展させるために、Marche 区域に建てられたものである。この目的を達成するために、同融資団は、研究、トレーニング講習、催し物の主催、合同事業、技術資料の出版、顧客や官庁との関係保持など、幅広く活動を施さなければならない。

又、手作りの楽器の品質証書や、保証書の基準を、各地で統一管理していくという計画も、検討している。製造業者、職人で、融資団への支持を向けている者は、Alessandrini 社, Artigiana Voci 社, Beltuna 社, Bompezzo 社, Borsini 社, Brandoni & Sons 社, Brunner Musica 社, C&M 社, Carlo Carini, Castagnari, Dino Baffetti 社, Giustozzi 社, Italcinte 社, Logic System 社, Marco Tiranti, Master Production 社, MPE elettronica 社, Music Tech 社, Nello Mengascini 社, Pasco Italia 社, Pigini 社, Serenellini 社, Sonerfisa, Tombolini、 Vuemme accordions 社 各位である。

"Music Marche" の会長、役員を決める投票は、最初の会合が持たれた際に行う。


"ほのぼの"コンサート・・・日本

記事 加藤 徹 氏による

7月25日、音楽センターのアコーデオン生徒による "ほのぼのコンサート・パート3"が、千代田区内幸町ホールで、2時から行われる。ゲストの桑山哲也氏と、ばばのりこさんも演奏してくれる。 詳しくは email で:ongaku01@mb.infoweb.ne.jp


NOTON の新 CD・・・フランス

記事 Jean-Louis Noton

Notonの新 CD "La Dent Blanche" が、フランスの雑誌 "Accordeon Magazine"で取り上げられ、「(作者は)感情の豊富な男、音楽に生き、その喜びを公に人に分け与える」と書かれた。CD には、Shocking Valse (ClaudeThomain作), Ave Maria (Piazzolla作), Berit Valse (Galliano作), Song for Guy(Elton John作), Sous les Ponts de Paris、また、Bach の第4シンフォニーなど色とりどりである。

詳しくは email で: jl.noton@wanadoo.fr


DISCO でアコーデオン演奏・・・イタリア

記事 Holda Paoletti-Kampl

アコーデオン奏者 Sylvia Pagni が、若い年代にアコーデオンを広めようと精を出している。ここ数週間は、彼女のトリオグループ "Tega Terzet" とともに、Adriatic 海岸周辺、Pescara, Chieti、 Pineto 周辺のディスコで、ブルースや、アージェンティーナ風のタンゴを演奏してまわる計画である。


サンフランシスコ民族祭

サンフランシスコ民族祭は、6月13、14日の両日、コンサート、家族イベント、ダンス、ジャム合戦、実演講習などを取り入れて、盛大に終わった。演奏者には、アコーデオン奏者の Art Peterson (Those Darn Accordions 社所属) や Paul Kostka、 Ricky Rackin (コンセルティーナ奏者)各位であった。


新CD発行・・・スイス

記事 Jean-Claude Pouly

人気のスイスグループ "Caravane" が、新 CD "Tzigany"を出した。メンバーは、Joseph Muehlhauser (アコーデオンと schwizeroergeli), Andrea Panitz (ハーモニカ、ギター、ボーカル), Franziska Rhoner (バイオリン), Erich Nussbaum (ギター), Regina Kuratle (ベースギター)、 Martin Maeder (コントラベース) で、一般的な音楽だけならず、ジプシー音楽や、自作曲 "Pour les gens du voyage" (Muehlhauser作)も録音されている。

詳しくは電話で: + 41 1 252 16 40


Email of the week

題目: アコーデオン求む

私どもは、ケルト系の民族音楽を弾くためのアコーデオンを探しています。簡単な構造で、簡単に習えるものでよいのです。楽器の機能性は高い質のものを希望します。妻も弾くので、腰を痛めないよう、軽いものが手に入ったら幸いです。連絡まってます!

Steve Gravesより

Steve さんへ

ご要望を寄せてくれてありがとう。

僕の提案としては、サイト一覧を見てもらうと、Accordions Worldwide がホスト(もてなし)している他のサイトが一覧できるので、多数のアコ製造者も見つかります。クリックすればリンクで直接調べられます。もう一つの提案は、売ります & 買いますのページをブラウズ(観覧)するのも手です。

もし、購入するアコーデオンの型や、もっと詳しいことについてアドバイスがほしければ、アコーデオン店頭名の中から、最寄りのところを選んで、聞いて見てください。

敬具

Wayne Knights
Web製作者
Accordions Worldwide
http://www.accordions.com



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