Accordions Worldwide The Squeeze

98年6月19日
- 世界各国からのアコーデオン週刊情報 -
ブックマークに今すぐ載せておこう!

Click here

貴方の国の最新アコーデオンニュースを送ってね

先週のニュース E−mail当選者! 前刊のニュース

Editors note:

来週から、このページのデザインが変わります。もし、ご希望の思案があれば、E−mailで知らせて下さい。アコーデオン世界の最新ニュースを提供するために、皆様からのご支援をいただけると幸いです。

先週はオークランドで2つの公演会があり、僕は、アコーデオン活動に専念した。来週は、Aotea センターで、僕らの演奏と、オーストリアからの Saalfalden アコーデオン・オーケストラの演奏のプログラムを控えている。

Wayne Knights
Web製作者

This weeks news:

Chartres 公演・・・フランス
第6回国際アコーデオン公演会・・・オーストリア
年例アコーデオン舞踊会・・・アイスランド
ギリシャ島々の航海船でアコーデオンの生演奏
東京アコーデオン・メイツのコンサート・・・日本
"Tango Fusion" グループのドイツ公演
骨董アコーデオンの神秘・・・オランダ
Harmonika 公演会・・・デンマーク
アコーデオン巡演コンサート・・・チベット
GALLIANO 氏、モントリオールで活躍・・・カナダ
Claudio Jacomucci の初公開・・・アムステルダム
"Truffes du Soir"バンド演奏・・・スイス
コンサート・アコーデオン・ウィーク・・・フランス
CASTELFIDARDO でスポーツと音楽が出会う・・・イタリア
現代音楽祭・・・オーストリア
CHENGDU 大学でアコーデオン発表会・・・中国
アコーデオン技術の本、新発行・・・イタリア


CHARTRES 公演・・・フランス

記事 Frederic Deschamps

Chartres European Festival が、5月5日から7日まで開かれた際、8千人の聴衆を呼んだ。第10周年記念ともあって、巨大ケーキと5千個のクリームパフももてなされた。2世代(親子)によるアコーデオン演奏も、心を引いた。

公演提供者は、Jean-Pierre Decombes (テレビ司会者), Didier Ouvrard と Pascal Savard 各位であった。


第6回国際アコーデオン公演会・・・オーストリア

記事 R. Mitter

第6回国際アコーデオン公演会が、5月21日から24日まで、Innsbruck であった。 Eferding 音楽学校の生徒の参加も、2度目になり、Brigitte Nickel 教師を交えたフォーク・グループが、優秀賞に輝いた。他の生徒も、styrian ハーモニカの独奏と二重奏演奏部で賞に入った。 フォーク音楽アンサンブルでは、アコーデオン、dulcimer(金属弦をハンマーで打つ楽器), styrian ハーモニカ、ギター、フルート、ベース・バイオリンが合奏された。


年例アコーデオン舞踊会・・・アイスランド

記事 Ingi Karlsson

Rangaeinga アコーデオン・クラブ (正式名 The Harmonikufelag Rangaeinga) が、毎年恒例のアコーデオン舞踊会を、Gunnarsholmi にある Hellu 劇場で終えたところだ。 アイスランド系のアコーデオン・クラブ3団体が、百人を超える聴衆の前で演奏した。Rangaeinga アコーデオン・クラブは、来年にもCDを出す予定である。

人気グループ "Nya Broderna Farm" が、6月5日から13日まで、国内演奏ツアーをし、Reykjavik, Thingborg, Isafjordur, Budardalur,Varmahlid, Akureyri、 Breidumyriなど各地で公演をした。.


ギリシャ島々の航海船でアコーデオンの生演奏

記事 Holda Paoletti-Kampl

アコーデオン奏者 Sylvia Pagni は、クルーズ船 "The Azur" 号の、船上娯楽提供をするため、国際色の強い歌手、アクロバット、フラメンコの踊り子などに加わって、アコーデオン生演奏をした。この船は、ギリシャの島々 Mykonos、Santorini、Rhodes などや、アテネの港、Corinth 運河を航海している。Sylvia は、国際的に名の知れている "Gregory バンド"の合奏で、クラシックな曲をジャズ風にアレンジして演奏した。


東京アコーデオン・メイツのコンサート・・・日本

記事 加藤 徹 氏

7月26日午後1時より、"東京アコーデオン・メイツ"が、東京都国分寺市いずみにある「国分寺市立いずみホール」でコンサートを開催する。アコーデオン奏者は、小川経子先生を始め、 桑山哲也、大塚雄一、小川正浩、工藤絵里、各位である。プログラムには、"Caribbean Waltz", "Spain"、"The Breeze over Napoli"などの曲が含まれている。

詳しくは emailで 小川氏まで: ogawat@bc.mbn.or.jp


"TANGO FUSION" グループのドイツ公演

記事 Andrea Rautenberg

7月3日に、ドイツのアンサンブル・グループ "Tango Fusion" が、ミュンヘンの"Schloss Schleissheim"で、公演する。メンバーは、 Lothar Hensel (バンドネオン), Irmentraud Ertel (ダブルベース), Michael Schwarz (バイオリン) 、 UtaSchlichtig (チェロ)で、ラテン・アメリカとヨーロッパの特徴を生かした、独自のアージェンティーナ風のタンゴ曲を披露してくれる。

同グループは、国内外での公演活動をしている。6月19日と21日には、バンドネオンの Lothar Hensel が、チャンバー・オーケストラと一緒に、歌手 Helen Schneiderのコンサートで、K. Weill や A. Piazzolla 作曲したタンゴとバラッドを、ミュンヘンの "Residenz"で演奏する。また、7月5日に、Lothar Hensel は、 "Waiblinger Kammerorchester" (Waibling チャンバー・オーケストラ)とともに、 "Concierto para Bandoneon" (Piazzolla 作)を、Maulbronn で発表する。 8月1日には、 Wotersen にある "Guldenberg-Haus"で開かれる "Schleswigholstein"音楽祭にも出席する。


骨董アコーデオンの神秘・・・オランダ Two-and-a-half choir Symphonetta

記事 Leo Flake

オランダで売りにかけられている、2台の骨董アコーデオンが神秘を投げかけている。 一つは、2と半分のオクターブがある聖歌隊用のシンフォネッタで、1939年に、ドイツの Ernst L. Arnold 工場で作られたものである。1950年に、有名なシンフォネッタ奏者の Muller氏に売られたことは分かっているが、なぜ製造されたかは不明だ。

2つめのは、4オクターブの聖歌隊用シンフォネッタで、"TheKuhle-Wampe"の映画に、1932年に登場している。 Four choir Symphonetta これも、バンドネオンやコンセルティーナを当時製造していた Ernst L. Arnold の製品である。フリーリード(舌なし)楽器を、全部シンフォネッタに変えようという試みでデザインされたという秘伝もある。現在にいたって、この歴史的にまれな楽器について書かれた記録物は、ないに等しい。

詳しくは emailで: leo.flake@a1.nl


HARMONIKA 公演会・・・デンマーク

記事 Hans Rytter

「Harmonika Festival - Ringe 98」は、6月19日から21日まで、 Ringe にある Midtfyns スポーツセンターで開かれ、デンマークのアコーデオン音楽の普及と、水準の向上を目指している。千人を上る演奏者が訪問参加し、ノーディック(ヨーロッパ北方人)調の伝統音楽や、アイリッシュ、ケイジュン、ジャズ、スイング、ポップ、ロック、クラシックなど、色とりどりの公演が期待できそうだ。

会場では、自発的な演奏発表の形式で、各演奏は25分程度とし、3つのステージを同時開催している。1万人を超える見物客が、ヨーロッパ各地から寄せ集まる見込みである。

詳しくは emailで: hr@dalumls.dk


アコーデオン巡演コンサート・・・チベット

記事 Wu Jie

アコーデオン教師 Feng Rui 氏は、6月18日から26日まで、チベットで巡演コンサートをする予定だ。中国の Huaihua 芸術学校の生徒14人を引き連れ、アコーデオン、電子オルガンと歌での公演をする。チベットでは、5つの都市で、12の公演をしてまわる。プログラムのハイライトは、中国音楽の "Speeding Train", "The Songs of Herdsmen"、 "The Prairie"などである。幕締めの曲は、Feng Rui 先生と生徒による "Our Motherland"が披露される。


GALLIANO 氏、モントリオールで活躍・・・カナダ

記事 Laurie Rosewarne

Richard Galliano は、国際ジャズ祭典の一環として、毎晩7時から、キューベック、モントリオール市にある Salle du Gesu にて、7月2日から6日までの期間、生演奏を公開する。毎回違った共演者を同伴し、Michel Portal, George Mraz, Al Foster, Birelli Legrene 各位や、"Hommage”, "Blues sur Seine"各団と、「 I Musici de Montreal チャンバー・オーケストラ」も、Piazzolla や Galliano 作曲のコンチェルトの演奏を手伝ってくれる。

詳しくは電話で "Info Jazz Bell"まで: + 1 888-515-0515.


CLAUDIO JACOMUCCI の初公開・・・アムステルダム

記事 Holda Paoletti-Kampl

6月12日、Claudio Jacomucci が、"Melting Igloos" (アメリカの作曲家 Ned McGowan 作)を、アムステルダムの Sweelinck 音楽学校で初公開した。 この作品は、アコーデオン、ダブルベース、フルート、flugehorn(唇管音栓ホーン)の合奏用に書かれたものだ。同公演会では、他にも、 Rafael Reina の音楽学校や、非西洋的(ノン・ウエスターン)技術の講習会からの、作曲研修生による曲の初公開も、4点見られた。


"TRUFFES DU SOIR"バンド演奏・・・スイス

記事 Jean-Claude Pouly

6月5日、"Truffes du Soir" バンドが、ズーリックのレストラン "Le Lyonnais"で演奏した。メンバーは、Richard Staub (アコーデオン), Regina Kuratle (ギター), Christian Straessle (バイオリン), Chris Wirth (クラリネット)、 Hans PeterKuenzle (コントラバス) 各位で、フランス牧歌調の曲 (Indifference, Minouche など)や、タンゴ (La Cumparsita, El Choclo など), スイング (Minor Swing など)と、Klezmer 風の曲などを、うまく交えていた。8月21日に、再度演奏を予定している。

詳しくは電話で: +41 1 272 63 30.


コンサート・アコーデオン・ウィーク・・・フランス

記事 Frederic Deschamps

Accordionists 4月20日から24日には、「コンサート・アコーデオン・ウィーク」が、Saint Etienne にある Massenet National 音楽学校で行われた。毎日違った催し物があり、 Frederic Deschampsのマスタークラスと独奏演奏や、Jerome Richardの幅広い独奏公演や、アコーデオン展示会もあった。同校の Bernard Albaynac 教師のクラスの卒業生が、コンサートをし、全員が金賞をもらった。現役の生徒は、夜のコンサートを開き、独奏、オーケストラ演奏が奏でられた。


CASTELFIDARDO でスポーツと音楽が出会う・・・イタリア

記事 Holda Paoletti-Kampl

Accordionists Castelfidardo の町では、夏のシーズン開幕ともあって、祝賀行事が地元のテニスクラブで開かれた。市長 Tersilio Marotta と、市役所文化部長で、アコーデオン大会"Citta di Castelfidardo"の主催者である Mirko Soprani 各位の出席で、授賞式が行われた。アコーデオン奏者でテニス選手でもある Vincenzo Borsini が、有名な曲を演奏演技して、開場を盛り上げた。


現代音楽祭・・・オーストリア

記事 Dr Herbert Scheibenreif

Graz で開かれた現代音楽祭は、ロシアの作曲家 Galina Ustwolskaya と Sofia Gubaidulina の名に捧げられた。Graz-Musikhochschule 学校のアコーデオン教師である Georg Schulz は、Gubaidulina の書いた "De profundis" について講習し、この曲は、讃美歌 "From the depths of my despair I call to you, Lord (深い絶望の中でも神をたたえます)" の神秘の力に奮い立たされて作られたものであることを説いた。同氏は、夜のコンサートで、この "De profundis" と "In Croce"の曲を、アコーデオン、チェロ、Sofie Schafleitner の弾くバイオリン、 Benedikt Leitner の弾くビオロチェロで、また、 "Silenzio" の曲を、アコーデオン、バイオリン、チェロで、演奏した。


CHENGDU 大学でアコーデオン発表会・・・中国

記事 Wu Jie

Chengdu アコーデオン学校の教師である Zhang Yujuan 女史が、6月20日に、Chengdu College で3千人の生徒を前に、アコーデオン発表会をする。

「生徒にアコーデオン発表を聞かせるのは大事なことです。若者に、中国アコーデオン音楽の発展をになってもらいたいのです。これからも、こういった機会を設けていきたいです。」と Zhang Yujuan 女史は語る。


アコーデオン技術の本、新発行・・・イタリア

記事 Claudio Jacomucci

Claudio Jacomucci の書いた "Tecnica I" というアコーデオンの本が、新発行になった。出版社は、Berben Musical Editions である。この本には、アコーデオン・テクニックの音楽教習を幅広く取り上げ、音響の制御、管理の仕方、リズム技法、演奏の美、精密度、親指の間接、装飾部品、二重音階、蛇腹テクニックについて書かれてある。

著者のClaudio Jacomucci は、94年に、Anne Landa と組んで、to create the Acco Land二重奏を発足させた人物である。


Email of the week

ブルガリアで、この秋、アコーデオンとギターの競技大会があるという情報をありがとう。早速、同僚に知らせました。少しずつ、世界が広くなってきて、貴社のニュース活動に感謝感激しています。

先週、サンフランシスコで、"Lark in the Morning Music Celebration" に参加しました。そこでも、アコーデオン世界と、スクイーズ・ボックス(ワールド・ワイド・ウェブに満載されたこのスクイーズニュース)の巨大さを見せ付けられました。益々のご活躍をお祈りしています。

Sincerely yours,

トム&いすづ 井上

トムといすづさん、励ましになります。世界の人々が、もっとインターネットを利用すればするほど、世界が身近になります。Accordions Worldwide をとうして、アコーデオン奏者が一つになることを、願ってやみません。

Best wishes,

Wayne Knights
Web製作者
Accordions Worldwide
http://www.accordions.com



トップ | 業務内容 | 専門用語 | 出版サイトと情報 | 探索 | 連絡してね

このページに関するご意見は e-mail で web製作者