この週末は、ニュージーランドチャンピオンシップに、４百人の参加をあおいで、実に盛大な大会だった。数年前と比べると、規模も大きくなったし、役員による企画も見事だった。みんなの力が一つになると、アコーデオン世界は、実に大きいものだ。僕は今、所属する四重奏団とツアーの真っ最中である。僕以外のメンバーは、Maurice Jones, Bernadette Conlon (98年 南太平洋全域のチャンピオン) 、 Paula Harris (1998年 ニュージーランドチャンピオン)である。
Wayne Knights
記事 Christine Adams
ニュージーランド、南太平洋アコーデオン・チャンピオン大会は、オークランドで、５月２９日から３１日まで開かれた。中国、オーストラリアからの競技者の歓迎会も催され、実り高い行事となった。大会部門以外でも、ゲストのアコーデオン奏者による演奏があり、Tracey Collins, Maurice Jones, Grant "Yogi" Martinや, North Shore アコーデオン・オーケストラと四重奏団 "SCWALT"などが、会場を盛り上げていた。 一方、Campbell Bettridge とCharlotte Rutherford は、 昨年の同大会後、帰らぬ人となった若手の優秀アコーデオン奏者 Samantha Rutherford を懐古して,ハンガリア風の吟唱詩をつづって、２度目の演奏会をした。
南太平洋アコーデオン大会独奏部門の結果は、次のとうりである:
上級オーケストラ部門では、昨年のチャンピオン同士、 西オークランド・アコーデオン・オーケストラ (指揮 Erica Knights) と、 North Shore Musicale (指揮 Lionel Reekie)との接戦であった。結果は、Musicale オーケストラが、半点数の差で優勝となった! スコットランドのアコーデオン奏者が中近東で演奏する 記事 Gary Blair アコーデオン奏者 Gary Blair と Ceilidh バンドが、Dubai Caledonian Society の招待で、６月１８日に、中近東のドゥバイで、「Chieftains 舞踊会」の演奏を受け持つことになった。３百人を超えるゲストが踊る、スコティッシュ・ダンスを演奏する。 この５日間の出張から帰国して数時間後には、 Drymen で、Ceilidh 公演会を控えている。 第１０回年例アコーデオン公演会・・・日本 井上つとむ氏の記事による 平山アコーデオン会ガ、１０回目の年例アコーデオン公演会を、５月３０日に、川崎市にある川崎インダストリアル・ホールで開いた。 ２６人のアコーデオン奏者が、 ２時間にわたり、独奏、二重奏、アンサンブル で演奏した。曲目は、Annen ポルカ (Strauss 奏), La Campanella (Paganini 奏), Czardas (Monti 奏), Jolly Caballero (Frossini 奏), Esprit (Remar 奏), Olive Blossoms (Frossini 奏)、Andalusia (Requona 奏) が、それぞれの奏者によって奏でられた。会場は、２百人の熱心な聴衆であふれていた。 LIPS がスロバキアで演奏 アコーデオン奏者 Friedrich Lips は、スロバキアの Zvolen で開かれたチャンバー音楽の国際公演会に招待された。 where he had the pleasure of performing at the closing concert.彼は、Derbenko, Berinskij, Gubaidulina, Mozart, Albeniz, Schubert, Rossini、Piazzolla によって作曲された曲を、プログラムをとうして演奏し、喝采を受けたばかりか、コンサートの幕締めを、彼の演奏で盛り上げた。 これから３ヶ月にわたり、Lips は、Kragujevac (ユーゴスラビア), Alcobaca (ポルトガル)、Portogruaro (イタリア)の各地で、セミナーを公開してまわる予定である。 CHONGQING でジャズのアコーデオン教室・・・中国 記事 Wu Jie アコーデオン奏者 Yue Wei 氏 (Chongqing 美術大学の校長、且、教師)は、ジャズのアコーデオン教室を、夏休み中に同大学で公開することを計画している。教室には、３０名が参加でき、アコーデオンを使った、ジャズ音楽の作曲、演奏の仕方を教えてくれる。Yue Wei 氏は、日本でアコーデオン・ジャズを習い、中国に教授伝達させたいと、熱心である。 IVANO BATTISTON が VILLA CARUSO でコンサート・・・イタリア ５月３１日、Ivano Battiston が、Villa Caruso (Lastra a Signa) で、Caruso ホールの宣伝をかねた企画コンサートを開いた。Piazzolla や Deiro の作曲曲と、自作曲の "Alter Ego"を披露したほか、Battiston が、Daniele Zanettovich の作曲した(Igor Stravinskij に捧げたといわれる)、ロシアの主旋律でかかれた組曲を、初公開してくれたり、 クラシック・アコーデオン調の有名オペラ曲、and transcriptions of「 Pilgrims' Choir」 （ Wagner 監督映画 "Tannhauser"より)や、「 Cavatina」(Gioachino Rossini 監督映画 "The Barber of Seville"より) を、編曲して演奏してくれたりした。 Battiston は、現在、フロレンスにある "Cherubini"音楽学校で教えている。 ニューオレオンズで「BATTLE OF THE BANDS」競技大会・・・米国 アメリカ・アコーデオン奏者協会（ＡＡＡ）が、"Battle of the Bands"競技大会を、ニューオレオンズで、７月９日に催すことになった。アコーデオン、バンドネオン、ボタンボックス、コンセルティーナ、メロデオンなどの、蛇腹楽器を弾くバンドグループなら誰でも、参加資格がある。 音楽内容は、cajun, zydeco, ブルース, ジャズ, 宗教曲, tex-mex, ロックなどや、娯楽音楽でもよく、演奏の時間制限は、最短１５分、最長２０分である。 バンド演奏は、レコード会社の人間で、芸能人スカウトの達人である Art Van Dammeによって審査される。優勝金額は、$1,000.00。 詳しい情報は電話で: + 1-516-746-3100 初の国際アコーデオン会議・・・オーストリア
記事 David Batty
５月１３日、Deirdre Adamson は、Leyland アコーデオンクラブの会合で、ゲスト芸術家としてポピュラー音楽を演奏した。Edinburgh Castle, クラリネット・ポルカ, Black and White Rag, Highland Cathedral, Scottish Waltzes and Reels, Pipe Marches 、 Canadian Jigs などを弾いてくれた。引き続き、６人のアコーデオン奏者が加わり、懐かしのカラオケ音楽を提供してくれた。
Deirdre は、最近、１８曲のＣＤ版 "The Perfect Blend"を出した。演奏には Ian Muir (アコーデオン), Richard Currie (ピアノ), Billy Craib (ベースギター)、 Malcolm Ross (ドラム)も関わった。行進曲、ジグ（４分の３拍子の快適なダンス）、リール（スコットランド高地人の活発な舞踊）、メドリー（接続曲）、ポルカが録音されている。
記事 Igor Gordienko
５月２７日、Pavel Fenjuk教師について４年目になる生徒二人、Slobodan Sharshevic と Nenad Bogdanovic が、ユークレーン国立音楽アカデミーで、アコーデオン公演会を開いた。これは、彼の個人指導の質を見せる発表会であった。Pavel Fenjuk は、国際アコーデオン大会の５つの栄誉保持者で、ユークレーンの有名芸術家でもあり、ユークレーン国立音楽アカデミーで助教授をいている。生徒の中には、９５年度第一回国際アコーデオン大会で優勝した Ivan Letie などが折り、高い水準を遂げている。
記事 John Dickson
西オーストラリアのパースに、新しいアコーデオン・クラブを作ろうという計画は、先週の会合で、企画部の形成と、８月に「クラブの夕べ」を催すことに話が進んだ。英国の Leyland アコーデオン・クラブの成功ぶりに、Perth のアコーデオン奏者たちに、独自のクラブを、との引き鉄になった。
７月上旬には、イタリアのアコーデオン奏者 Marcosignori と Salzburger アコーデオン・オーケストラとの公演が、パースである。
詳しくは emailで: jdickson@global.net.au
記事 Winfried Haushalter
５月２３日、第一 Cologne アコーデオン・オーケストラが、Tyrol の Innsbruck にある Altstadt で、４時間にわたって公演をした。これは、第６回国際アコーデオン祝賀公演会の一環であった。熱狂した聴衆は、新しい指揮者 Matthias Hennecke が編曲した "Guildo loves you all" をアンコールし、オーケストラは、４回続けて演奏せざるを得なかった。以前の指揮者 Heinz Gengler も、人気曲をいくつか指揮した。
第一 Cologne アコーデオン・オーケストラは、１９３５年に発足し、現在、４２名のメンバーがおり、スキャンジネビア、ヨーロッパ、米国、南アフリカ、ブラジルなどで、演奏活動をしている。
記事 Herve Latapie
６月１１日、フレンチ・アコーデオン・オーケストラ (パリ在) が、パリの Le Tango （13 rue Au Maire）で、よる９時から公演会を開く。同団は、１６人のアコーデオン奏者からなり、クラシックや、他の幅広い演奏をしてくれる。
詳しくは電話で: +33 1-40409656
アコーデオンとオルガンのコンピューターを使った音響 MIDI について、Renzo Ruggieriの書いた本 "Emozioni Elettroniche 2" ("電子感情 II")が、"Edizioni Berben"社（Ancona 在）から出版された。内容には、音符を書くときや、小規模なコンサートをするときに生じる困難を、５曲を例にとって説明してある。曲種は、現代音楽（ロック、ポップ、ジャズ）に焦点が当てられ、創造的な音楽を作曲する祭のMIDI 音響の重要性を強調している。１曲は、牧場の動物の鳴き声を真似してつくってある。２曲は、短い説明が入っており、あとの２曲は、即興演奏と技術について書かれている。
どの曲も、生徒によって実験され、便利さが確証されている。 MIDI ファイル形式で録音されたサンプルを、無料で手に入れたい方は、著者までｅ−ｍａｉｌで: ruggieri@net-uno.it.
この本は、Renzo Ruggieri 著の前２巻("Tournee"と、"Emozioni Elettroniche 1")に続く編集になっている。
記事 Dick Hulan
５月３０日、Washington Balalaika Society が、ロシア祭典のコンサートを、ワシントンDC にある Lisner Auditorium で開催した。二人のアコーデオン奏者、Tamara Volskaya と、夫の Anatoly Trofimov が、弦楽オーケストラと共に演奏をした。
記事 Horst Hirschmuller
"Guinness ブック世界新記録" (98 年版）によると、最大のアコーデオン・オーケストラは７６１人だったという。５月１日、ほとんど２倍の演奏者数で新記録を作った。場所は Saxony の "Congress Centre Leipzig", "Musikschule Frohlich" 学校の生徒、教師合せて１４８０人が、同校の創立者で、経営者の Dieter Frohlich の執る指揮で、"Sachsenlied", "Ode an die Freude"、 "Happy Birthday" などを弾いた。 "Musikschule Frohlich"学校は、４６１個所に、６００人の教師と、５４，７００にんの生徒を抱えており、１５０だんのオーケストラは、ドイツ、海外で、盛んに演奏活動をしている。この巨大オーケストラは、 Dieter Frohlich 氏に賞賛をたたえた。
５月２８日、Richard Galliano (アコーデオン)と Michel Portal (クラリネット)が、ズーリックの Volkshaus で、公演会を開き、自作曲や、Hermeto Pascoal作、Astor Piazzolla 作の曲を披露してくれた。Dino Saluzzi も加わって、トリオでの演奏もあった。
次の日には、"Swing Accordion"公演が、Basel の Bajazzo にある Basel ホテルで行われ、ジャズ四重奏を Redi Dahinden jun を加えて演奏し、聴衆を楽しませた。
５月２９日、ニュージーランドのアコーデオン四重奏グループ "SCWALT" が、人気チャンネル、テレビＮＺの朝の番組「グッドモーニング」で、生演奏をし、国中の目を集めた。このグループは、以前のチャンピオン歴を持つ、Sarah Langley と Campbell Bettridge、他、Wayne Knights, Lionel Reekie、 Tatiana Lanchtchikovaからなり、放映中、演奏に先立って、アコーデオンの魅力や、多様性についての会談にも応じた。司会のMike Hosking は、アコーデオンが、ロック、クラシック、ウェスターン、バロック風と、幅広い曲種を、独自の音色で表現ができるのに、関心を示していた。
Dresden の "Gare da la Lune" といえば、タンゴのファンには知れた場所。"Tango Andorinha Sextett"グループの地元ステージでもある。バンドネオン２人、バイオリン２人、ダブルベース、ピアノからなるこのグループは、伝統的タンゴの楽器を備えている、世界でも３団体のうちの一つである。
５月には、ドイツ代表として、ポルトガルで開かれた世界１を誇るタンゴ演奏会 （第４回）に出席した。６月の "第２回 Dresdner Tangofest" には、アージェンティーナ出身のメンバーが招待されている。
記事 Toby Hanson
第８回年例 "アコーデオンの１日" は、６月２１日、シアトル・センター・ハウスで、午前９時から午後６時までと、開催が予定されている。ノースウエスト・アコーデオン教師協会による演奏会が、９時から正午まで、午後は、ゲスト演奏のコンサートとなり、Bonnie Birch, Frank Hopfingerと「The Joe Spano Combo」, Ken Olendorf, Schaefer Brothers, The Smilin' Scandinavians、 John Vukonich などが楽しい１日を提供してくれる。。
詳しくは emailで: jthanson@aa.net
題目: 新しい email アドレス
Hi!
このアコーデオンサイトは、読む価値大にあり。アコーデオン愛好者のためにも、益々がんばってください。僕の e-mail アドレスが変わったので、変更をお願いします。新しいｅ−ｍａｉｌ: patacchia@hotmail.com
いろいろありがとう
Bill Patacchia より
Bill 君へ,
Accordions Worldwide への励ましの言葉をありがとう。当社のデーターベースは変更をしたので、次回には、サイト上でも新しくなっているはず。
敬具
Wayne Knights | ||
初の国際アコーデオン会議が、Wolfsberg で、５月２２日から２４日まで開かれた。主催は、Wolfsberg 町内会と、"Harmonika Muller"団であった。
オーストリアと海外から集まったアコーデオン奏者が、"Wolfsberg 賞"を競って演奏したり、Wolfsberg 街道で音楽的催し物があったりし、楽しい週末を盛り上げてくれた。"Mountain Mass （山頂群集）" と呼ばれるコンサートが、高度１．８ｋｍの"Kor - und Saualpe"山頂であり、最後の「巨大公演会」を披露した。
