ACCORDIONS WORLDWIDE The Squeeze

98年5月22日
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編集者メモ:

Wayne Knights は、第5回オーストラリア国際アコーデオン・チャンピオンシップ大会に、審査員として出席するために、オーストラリアへ出張中である。同大会は、オーストラリア・アコーデオン教員協会の主催で、会長の Tania Lukic-Marxを始め、ニュージーランドのアコーデオン教師陣、 Lionel Reekie, Heather MasefieldHarley Jones 各位を審査員とし、ニュージーランドと中国からの競技者を迎えて行われる。

AATAは、南太平洋地域のアコーデオン・チャンピオン大会の主催者でもある ニュージーランド・アコーデオン協会と連結しており、指導方法や暮らす構成を提携してあるので、競技者にとっては、同じ演奏法が、どちらの大会でも通じる利点がある。5月30、31日には、南太平洋アコーデオン・チャンピオン大会に、中国とオーストラリアからの参加者が、ニュージーランドに集まることになっている。

Christine Adams
ニュース責任者

今週のニュース:

Klingenthal 演奏大会・・・ドイツ
Ranseterアコーデオン公演会・・・スェーデン
Viva アコーデオン公演会・・・日本
"Wozzeck" 劇でアコーデオン演出・・・イタリア
新 CD が BBCラジオ番組で特報される・・・スコットランド
パリ音楽祭・・・フランス
英国の Lewes で熱狂的な歓迎
Acco Land によるAngelica 公演会・・・イタリア
Michigan アコーデオン・ソサエティーの会合で、ジャズのゲスト演奏・・・米国
アコーデオン公演会・・・スイス
Latina でアコーデオン大会・・・イタリア
Kiev でアコーデオン公演・・・ユークレーン
Zydeco Flames がJazz の祝賀演奏・・・米国
ある牧師の多忙な日曜日・・・米国
アイリッシュ系のパブでアコーデオン生演奏・・・日本
Salzburgerの アコーデオン・オーケストラ団「 Saalfelden」が、南太平洋へ演奏ツアー
駆け回るアコーデオン演奏・・・米国
家族アコーデオン公演会・・・中国


KLINGENTHAL 演奏大会・・・ドイツ

記事 Dr Herbert Scheibenreif と Hartmut Lange (Intermusik新聞社) Eric Bouvelle

第35回国際アコーデオン大会が、Klingenthalで、5月8日から14日まで開かれた。通常のごとく、アコーデオン音楽の、国際イベントの主格たる質を維持した。 大会、並びに公演会は、 Klaus Paier と バンド (オーストリア出身)や, Landesakkoreonorchester Hessen ( Fritz Doblerの指揮)や、 Eric Bouvelle と彼の率いるオーケストラ(フランス)などが、「ファーストクラス」として掲げられていた。

審査員は、教師、演奏家とあして名の知れた、次の各位であった: Inaki Alberdi (スペイン), Fritz Dobler, Jeanette Dyremose (デンマーク), Stefan Fraas, J・FCrgen Ganzer, Friedrich Lips (ロシア), Jacques Mornet (フランス), Elsbeth Moser (ドイツ), Owen Murray (英国), Wang Yu Ping (中国), Massimiliano Pitocco (イタリア), Tibor Racz (スロバキア), Matti Rantanen (フィンランド), Georg Reidys, Bernhard Salewski (ドイツ), Radomir Tomic (ユーゴスラビア)

次回 (第36回)国際アコーデオン大会は、Klingenthal で、99年の5月7日から13日までの予定になっている。

審査結果:

第1部門 (独奏、12歳以下)
1位 - Wladislaw Plikowa (べラルス)
2位 - Pawel Staniszewski (ポーランド)
3位 - Emmit Aakula (フィンランド)

第2部門 (独奏、15歳以下)
1位 - Milos Milivojevic (ユーゴスラビア)
2位 - Ilsaf Vadutow (ロシア)
3位 - Vladimir Marinkovic (ユーゴスラビア)

第3部門 (独奏、18歳以下)
1位 - Aidar Gainullin (ロシア)
Sergei Voitenko 2位 - Vladimir Blagojevic (ユーゴスラビア)
3位 - Dragan Vasiljevic (ユーゴスラビア)

第4部門 (独奏、年齢制限なし)
1位 - Sergej Voitenko (ロシア)
2位 - Jan Meisl (チェコ共和国)
3位 - Veli Kujala (フィンランド)

第5・A部門
1位 - Pirog バヤン 二重奏 (ユークレーン)
2位 - Fjodorow アコーデオン 二重奏 (ドイツ)
3位 - 二重奏 Tarchanowa/Gawrikowa (ロシア)

Jerome Richard 第5・B部門
1位 - 二重奏 Machel/Wischniewski (ポーランド)
2位 - 二重奏 Miculkova/Holomkova (チェコ共和国)
3位 - 二重奏 Bahr/Gl=E4=DFer (ドイツ)

第6部門 (独奏、技巧・軽音楽)
1位 - Jerome Richard (フランス)
2位 - Aurelien Noel (フランス)
3位 - Stephanie Methot (フランス)


RANSETER アコーデオン公演会・・・スェーデン

記事 Sune Olsson

恒例の Ranseter アコーデオン演奏会は、Ranseterで、7月1日から5日までの開催予定で、世界一を期待されている。今年は、2千人以上のアコーデオン奏者と、2百あまりのオーケストラが出演を予定している。

詳しくは電話で Richard Berglund: + 46 570-12745=20


VIVA アコーデオン公演会・・・日本

記事 加藤徹 氏

5月31日に、第12回 Vivaアコーデオン公演会が、大阪の松原文化ホールで、開催予定されている。ゲスト演奏者は、宮谷栄三、吉川一、加藤徹(コンセルティーナ奏者)の各位で、独奏や、オーケストラ演奏がある。入場料は無料。


アコーデオンが "WOZZECK"劇の演出に・・・イタリア

記事 Lia Ruti

第61回 "Maggio Musicale Fiorentino" (フローレンス音楽祭典)の一環として、 Alan Bergの書いた 劇 "Wozzeck" が、 William Friedkの監督と、Zubin Methaの指揮するオーケストラで演出される。アコーデオン奏者の Daniele Venturiは、俳優と、オーケストラの一員とを掛け持つ。開幕は、Teatro Comunaleで、5月26、29日と、6月1、3、5日の、よる8時からである。


新 CD が BBC ラジオ番組で特報される・・・スコットランド

記事 Gary Blair

Gary Blairの新発行 CD "Missing Time"が、5月17日に、スコットランドの BBC番組 "Reel Blend" ショー(デスクジョッキー Robbie Shepherd)で紹介された。このCDは、3月26日の、ブラックプールであった国際アコーデオン演奏会のさい発行され、主に、スコティッシュ・ケルト系音楽を内容としている。CD 制作に関わった演奏家は、Gary Blair (アコーデオン), Richard Wong (アコーデオン), Steve Mills (ドラム), Alan Kitchen (オルガン), Alastair McCulloch (バイオリン)、 Davie Cowan (ベースギター)である。詳しくは「 CD Reviews」の欄をご覧ください。

Gary Blairは、最近 Scarboroughで開かれた、英国チャンピオン大会で演奏し、審査員に昇級され、5月22日には、St. Andrews 救急車管理本部 (スコットランド)でも演奏した。


パリ音楽祭・・・フランス

記事 Fredric Deschamps

新しい試みの5日間の音楽祭 「Musicmania」が、4月上旬にパリであった際、Accordiola, Cavagnolo, Fratelli Crosio, Hohner, Maugein, Piermaria 、 Rhapsody (Didier Boyer)などの各社によるアコーデオン展示があった。

待合室で演奏をして目を引いた二重奏組 Bolo-Varisは、Hohner社の 若手芸術家、兼、アコーデオン奏者の Pigalle Thierry Svahn( Pigalleグループ)に加わった。

Yvette Hornerも, 他の芸術家に劣らず、Claude Cavagnolo社に気に入られた。 Jean Louis Noton は、Odyssee(叙事詩)のレパートリーを披露して、公演会を訪れていた見物客に、MIDI アコーデオンの興味を持たせた。


英国の LEWESで熱狂的な歓迎

記事 Uli Ebner

Schluchttal-Akkordeon-Orchester (ドイツの Gurtweil市在)は、英国 Lewes で、熱心な300人の聴衆に迎えられた。Uli Ebnerのユーモアと気転で、残り行くまで楽しませた。

次の日は、市長の舞踊会で、500人を超える客人の前で演奏した。人気のあった曲は、Beach Boys のヒット曲や、"Titanic"の映画音楽 "My heart will go on" だった。この演奏会は、喝采を浴び、オーケストラは、3曲のアンコールにも応えた!


ACCO LAND の ANGELICA 公演会・・・イタリア

記事 Holda Paoletti-Kampl

5月13日に、Acco Landは、Angelica 現代音楽公演会を、イタリアの Bologna で開いた。ゲストの中には、有名な作曲家や、演奏家である Luis Andriessen, Greetje Bijma, Franco Donatoni, Stephen Drury, Giovanna Marini 、Gino Robairなども見られた。

Acco Landは、Franco Donatoni の作曲した曲「Feria IV」(Claudio Jacomucciに捧げた独奏曲)を弾いた。 Lucio Garau がClinamen を、Mario Pagliarani が Apparizione di Franz Schubert fra le onde をアコーデオン2台と貝殻と録音テープを使って、それぞれ演奏した。


MICHIGAN アコーデオン・ソサエティーの会合で、ジャズのゲスト演奏・・・米国

記事 Linda Czerniak

Jazz のアコーデオン奏者 Pete Selvaggio が、5月6日の Michigan アコーデオン・ソサエティーの会合で、Ralph Armstrong (ベース) と Bill Cairo (ドラム)とともに、2時間にわたって演奏した。これを企画したのは、芸術家で、同ソサエティーの専属副会長である Peter Soave だった。Selvaggio は、彼の Galleria CD の曲を、BeBop調にしたり、オリジナルな演奏法で弾いて見せた。

Pete Selvaggio は、Charles Magnante と同期で、又、Cleveland Institute of Music 卒でもある。彼の幅広い音楽歴は、 Guy Lombardo オーケストラでのアコーデオンとピアノの演奏、楽器演奏グループ "The Three Suns"でのアコーデオン奏者、Cleveland オーケストラの一員であることなどにも反映されている。これに加えて、歌、演奏、レコーディングを、50年代のヒットグループ "The Four Lads"とともにつずけている。


アコーデオン公演会・・・スイス

記事 Martin Frey

アコーデオン公演会 "Ostschweizer Akkordeon-Musikfest" は、6月13、14日に、スイスの St. Gallenにある Altstettenで開催される。主催は、Alstatten Berneck アコーデオン・クラブである。

21のオーケストラ団による競技演奏、音楽と踊り、コンサート、賞状授与式など、盛りだくさんのプログラムである。ゲストとして、"Charly Th=FCr" オーケストラと"Kurt Heusser"が演奏してくれる。

詳しくは下記をご覧ください Future Events 又は、emailで: akkdino@master.echo.ch


LATINA でのアコーデオン公演会・・・イタリア

記事 Renzo Ruggieri

5月3日、第3回 "Citte0 di Latina"大会が、Latinaで開かれた。アコーデオン、オルガン、ギター、ドラムの演奏と、歌の部門に分かれていた。主催は、Latina Academy of Modern Musicで、Roberto Rogato が運営した。審査員には、Cesare Chiacchieretta, Vincenzo Izzi, Paolo Picchio, Renzo Ruggieriなどが見られた。

大会優勝はアコーデオン奏者の手に:
Salvatore Rinaldi (クラシック)
Osvaldo Guarnieri (バラエティー)
Cristian Riganelli ("A.Rogato"特別審査員賞)

この祝賀公演は、Latinaでは格式高い "Teatro Grande" であり、会場は満員であった。


KIEV でアコーデオン公演会・・・ユークレーン

記事 Professor Davidov

5月13日に、Kabalevsky 子ども音楽学校で、アコーデオン演奏会が開かれた。主催と運営は、Cultural Central Board of Kiev State School Administrationであった。「ユークレーンのバヤン奏」と称するこのコンサートは、生徒、プロの演奏家、アンサンブルなどの演奏で盛り上がった。

次の日、公演は Ukraine National Academy of Music に移り、Vitaly Storozhuk と Yury Yakovenko (Roven Music Collegeのアコーデオン教師) による、バヤン二重奏が演じられた。プログラムには、バッハの「四季」から"冬" (Vivaldi),ピアノコンチェルト No. 2 のフィナーレ(Saint-Saens) 、"Piece in Country Style" (Cherninov)などがあった。


ZYDECO FLAMES がJAZZ 50年際の祝賀演奏・・・米国

記事 Christine Adams

人気グループ "Zydeco Flames" は、カリフォルニア州、サクラメントのジャズ50年際につき、5月22日から25日まで、祝賀演奏会を開く。メンバーは、 Bruce Gordon (アコーデオン), Lloyd Meadows (ボーカルとラブボード), Frank Bohan (ギター), Timm Walker (ボーカルとベース) 、William Allums (ドラム)である。

同グループは、数々の公演や祝賀演奏を、米国隅々でし、Bill Clinton大統領, Willie Brown, Barbara Boxer の前でも演奏したことがある。これまでに3枚の人気CDもだしている。


ある牧師の多忙な日曜日・・・米国

記事 Kevin Friedrich

5月17日、ニュージャージー州の Bridgeton 市にある St. Teresa of Avila Churchにて、朝の礼拝を終えた後、モンセニョール(高位の聖職者)Stan Kloskowski は、午後のアコーデオン演奏会を催して、集まった人を喜ばせた。亡きフランク・シナトラをたたえた曲も混ぜ、ジャズのヒット曲を、感情を入れ、見事な技法で弾き、聴衆の心を和ませた。

モンセニョール Stan は、牧師について40年目を迎え、宝物の Sonola アコーデオンの演奏で41年目を祝福するがごとくであった。 Westmont フィルハーモ二ア・アコーデオン・オーケストラの春の公演会で、ゲスト演奏家として弾いた時も、このアコーデオンだった。Stanley Darrow の率いるこのオーケストラは、前半を、オーケストラの演出、アコーデオンの独自演奏、人気セレクションなどを交えて、多様性に満ちたコンサートを運んだ。ゲストには、指揮者の Edwin Avril博士や、 Galla-Rini Concertoを独奏した Joanna Arnold がいた。


アイリッシュ系のパブでアコーデオン生演奏・・・日本

記事 Jim Ediger

4月24日、4楽器からなるバンドグループ "Eye Wish" が、4時間にわたって、東京の Bewley's Irish カフェで演奏し、75人を上る聴衆を拍手と踊りに誘った。11年前に東京でデビゥーしたこのグループは、Jim Ediger (アコーデオン、笛、ギター、ハーモニカ、ボーカル), Mike Reid (リード・ボーカル、ギター、マンドリン、金属口笛), 吉原マサミ (ギター、カリンバ)、Jon Gomon (バイオリン)の4人である。

同グループは、アイリッシュ系伝統民族音楽を、カナダ大使館、オーストラリア大使館、各大学など、東京の所々で演奏したり、ケルト祭や、日本の国際行事、又、パブやカフェなどでもお目見えしている。 詳しくは emailで: jediger@gol.com


SALZBURGERのアコーデオン・オーケストラ団 SAALFELDEN が南太平洋へ演奏ツアー

記事 Franz Hochwimmer

Salzburger アコーデオン・オーケストラは、第7回国際公演ツアーを6月27日から7月19日に控えている。この間、フィジーのナディに立ち寄り、国会議員向けの公演もある。7月6日、ニュージーランドのオークランド到着後、7月7日、Dargaville でコンサートをし、8日、再度オークランドで、North Shore アコーデオン・オーケストラとの合同演奏に立ち会う。その後は、オーストラリアの Perth と Ayers Rockでコンサートをし、Australian Society of Accordionists の会議に参加、又、シドニー大会で演奏をし、オストリアに戻る。


駆け回るアコーデオン・・・米国

記事 Phil Parlapiano

映画 "Titanic" で、アコーデオンを弾いた Phil Parlapiano は、ロックンロールバンドの "Grant Lee Buffalo"とともに、サンフランシスコ、アトランタ、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ミナポリス、シアトル、ポーとランド、各地を演奏ツアーをしている。

Phil は、グループにあわせて歌ったり、アコーデオン、オルガン、メロトロン、ギター、マンドリン、ベース、トランペット、ユーフォニアムなどの楽器も弾く。6月9日には、米国で、レコーディングを控えている。

詳しくは、下記をご覧ください Future Events


家族アコーデオン公演会・・・中国

記事 Wu Jie

5月23日、よる7時半、 Dai Jingping (アコーデオン教師)は、XiamengにあるRenming Hallで、家族アコーデオン演奏会を開く。同席には、彼女の父、夫 Dai Yingchuan と Tang Long がいる。ジャズ、クラシック、中国民族曲などを、独奏、二重奏で、1千人を超える聴衆に捧げる。


今週のE-メール

タニアさんへ

「www.accordions.com」のサイトのアコーデオン情報は、とっても役に立ち、CDをすぐに買いたい衝動に刈られたりします。ただ、CDの注文方法がよく分からないので、できたら、毎回のCD欄に購入要領を加えてもらえるでしょうか?

至れり尽くせりの情報の上に、要求をだすのは気が引けますが、どうぞよろしく。

Tom Veseyより
バミューダにて

トムさんへ

Eーmailをありがとう。一番よい方法を考慮したいと思っています。

敬具

Wayne Knights
Web製作者
Accordions Worldwide
http://www.accordions.com

新しいサイト
フランスのアコーデオン奏者 Marielle Roy: www.accordions.com/roy



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